こんにちは、15期の金です。
いつの間にか12月になって、気づいたらもうコートの季節になりましたね。
最近朝や夕方は気温がかなり下がっていて寒いのでみなさん、風邪引かないようにお気をつけてください!
さて、本日のゼミは、4限がディベート→ニューススピーチ、5限が3年生の卒論報告の順で行われました。
まず、4限は、
【ディベート】
「日本において年俸制を導入すべきか」
◆YES◆ 近江 小川 小竹 斉藤 チョウ 内藤
①適切な評価がなされ、従業員の仕事効率が向上するから
②従業員は年間所得が確定し、生活設計が立てやすくなるから
③適切な労働分配がなされ、社会全体の利益が向上するから
VS
◆NO◆ 近藤 宍戸 村井 中澤 原 行本
①サービス残業が増え、労働環境が悪化するから
②モラルハザード(不正)が増加するから
③日本人の国民性に合わず、パフォーマンスが低下するから
結果はYES側の勝利でした。
皆が大きい声で発言していて、盛り上がったディベートだったという印象があります。個人的に、Q&Aの時間配分を上手くして活用したり、反駁、再反駁の時は最初論点をまとめて、分かりやすく伝える等、プレゼン能力がすごいなと感じました。
ディベート担当の方々、お疲れ様でした!
【ニューススピーチ】
「財務省案に従って、小中学校の教職員数を大幅に削減するべきか」
◆YES◆
・少子化に合わせて人件費を抑え、国の借金を削減することができる
・削減された財源の一部は外部人材の確保などに振り分けることができる
◆NO◆
・教職員の負担は現在でも重く、教職員削減はこれ以上の負担増をもたらす
・教育の充実・向上を阻害する可能性がある
続いて5限は、
【卒論報告】
岩田くん「スポーツとナショナリズムの変遷について」
◆問い◆
20世紀以降の日本においてメディアスポーツはナショナリズムにどのような影響を与えてきたか?またそれは社会全体の動きとどのような関係があるのか?
◆仮説◆
20C初めはメディアを利用し、政府が国民のナショナリズムを高揚させた。戦後はメディアの力が強まり、政府の関与が薄まった中で国民的な人気選手を映し出した。1990年代になってからは、スポンサーの力が強まり、その意図を反映させたスポーツ中継がされるようになる。2000年代以降はメディアの描くスポーツが19Cのものから変化し、ナショナリズムを高揚させる働きはあるが、それが政治的なナショナリズムとは異なる要素を含むようになった。また、上記の動きは情報化やグローバリゼーションといった社会全体の動きと関連している。
瀬高くん「日本のプロ野球ファンについて」
◆問い◆
1949年の2リーグ制成立以降、日本のプロ野球ファンの特殊性は時代ごとにどのような変遷をたどってきたか?
◆仮説◆
2リーグ制成立当初、ファンは地元のチームを応援す る傾向が強く地域性が高かった。しかし、テレビなどのメ ディアの発達とともに地元以外のチームを応援する人も増え、 特に全国的な知名度を持つ球団に人気が集まるようになった。 その後、プロ野球人気の低迷に伴い地域密着の経営がなされ るようになり、ファンの地域性が再び強まった。
二人とも一回目の報告で先行研究の量が多かったので、しっかり準備して発表したことが伝わりました。二人ともスポーツをテーマにしていて、今日話を聞いて、個人的に野球やサッカーなどスポーツに興味が湧いたので、今後の発表も楽しみしてます!
では次はあやなちゃん、お願いします!