11月27日ゼミ日誌

こんにちは、14期の杉浦です。
遅くなりましたが三田祭明け1発目のゼミ日誌を書きます。

今回は、4年生の卒論と平野先生による商学部の歴史講義でした!

☆ニューススピーチ
【問題提起】
裁判員制度が適用されている裁判において、カラーの遺体写真を白黒写真で表示したり、イラストに替えたりするべきか
【YES側】
・素人なので、やはりインパクトで感情的な判断をしてしまいがち
・冷静さを保つためには必要な配慮
【NO側】
・事件に慣れている人の判断に、一般の人の感覚を入れるのは大切

私はNO側で、そういった写真を見なくてはいけない事件の場合は裁判員にそのことを伝え、大丈夫という人にお願いするという、今実際に提案されている案が一番いいと思うので、白黒やイラストにしてまで無理に見せる必要はないのではと思います。
私も昔から血やグロテスクなものにすごく気分が悪くなってしまう方なので、実際に自分だったとしたら、事前に確認があれば安心だなとも思いました。

☆4年生卒論(岩橋くん)
問い: 一般紙のスポーツ報道はどのように変遷してきたか。
またその変遷の要因は何か。

仮説:
・技術論記事中心からドラマ記事・社会系記事中心の紙面へと変遷してきた。
・同時にドラマ記事の在り方が曖昧なため、画一的記事が増加した。(第2章)
・その要因は、新聞社の構造的な問題点(第3章)とスポーツ報道の諸問題(第4章)から説明できる。

☆ニューススピーチ
【問題提起】
遠隔授業を全国的に導入すべきか?(導入対象→高校)
【YES側】
・投資額等は享受できるメリットに比べれば高くはない
・教育格差を是正できる
・オンラインが求められている時代の流れに乗る
・教員の負担が減る
【NO側】
・教師が他校の生徒も受け持つ負担
・態度などが見きれない(学力でしか判断できない)
・教師不足の根本的解決にはならない

個人的にはYES側で、様々なデメリットがある一方で現在生徒も少なく教師も足りない地方では早急に、切実に求められていることなのではないかと思い、導入に賛成です。まずそういった取り組みによって格差をある程度是正し、それから(同時に)教員不足解決のための取り組みがなされるのが一番良いのではないかと思います。ただ、この導入によってすべての問題が解決したとしてしまうのが一番問題であると思います。

商学部の歴史講義
どのようにして慶應義塾ができ、そこから今の商学部が生まれたのかについての歴史を学びました。4年間商学部で学びながらも改めて聞いてみると知らないことがたくさんあり、こんなに激動の歴史があったのだなあと驚きました。先生による講義ならではの、年表を見るだけではわからないお話まで聞くことができ楽しかったです!

最後のゼミ日誌が終わりました!
もう来週には最後の輪読も控えているので、頑張ります!
次は長堀くんです。