10 月9日ゼミ日誌

風が冷たくなり、秋らしさがでてきました。自然が鮮やかな色を纏う季節ですね。草紅葉など見たいものです。行本です。


4限目:ニューススピーチ(神尾さん)/卒業論文(行本)

■ニューススピーチ
【問題提起】
「政府は企業に対し女性登用に関する数値目標の設定を義務付けるべきか」

【メリット】
・数値目標がない場合に比べて女性の登用数が増加する
・組織全体として女性登用に対する意識が向上する

【デメリット】
・数合わせの為の人事が行われかねない
・業界によって事情が異なるにも関わらず、目標数値の低い業界のイメージが悪化する
・管理職に登用された女性に対するイメージが悪くなる

賛成側からは、女性が活躍できる場を増やすべきだとする意見がでました。否定側からは、「女性だから」という理由だけで男性と比較・優遇されることに疑問の声が上がりました。

卒業論文
問い:パッケージ旅行の形態の変遷とは
仮説:戦後から60年代までにインフラが整い、団体旅行が盛んであった。70年代からは人々が旅行慣れし、個人旅行が増えた。そこで消費者のニーズが多様化し、旅行会社との需給にズレが生じた。90年代後半からは個人がネットによって情報を集めるようになったため、旅行会社は更なるサービスやホスピタリティの向上を求められる。

4限目:ニューススピーチ(長堀さん)/卒業論文(古川)

■ニューススピーチ
【問題提起】
大学入試に外部試験を活用すべきか。

【メリット】
グローバル化に必要な能力の向上
・高校生の英語学習の改善
・大学での留学制度などの充実

【デメリット】
・英語への偏り
・授業の質によって、格差が生じる
・統一試験との整合性

私は賛成側です。留学中に、受験英語は利用しづらく、ビジネス・日常英会話に対応していないと感じました。より実社会で使うことができる英語教育をすべきだと考えます。否定側からは、移行へのコスト・地域ごとの経済格差という問題が挙げられました。

卒業論文
問い:ゆるキャラが生み出す文化的価値は、地域の活性化にどのように寄与しているか?

仮説:①ゆるキャラはイベントを通して地域内外の人々の交流を促す。その結果、互いの地域に愛着を持たせ、双方の暮らしの豊かさを向上させる観光まちづくりへとつながる。
ゆるキャラは存在自体が観光資源であり、メディアを通してコンテンツ(物語性)を絶えず更新し、発信している。その結果、地域のコンテンツが充実したものとなり、地域に魅力が生まれる。
よって、ゆるキャラの生み出す文化的価値は、地域の持続的な発展を促し、活性化に寄与している。