5月26日 ゼミ日誌

こんにちは!15期の行本三智子です
暑いですね!道端の紫陽花が色づき始めて、もうすぐ梅雨です。


5月26日のゼミ活動は、ニューススピーチ、輪読、卒論発表でした。

◆NS①「鼻血や倦怠感等の症状を訴える描写を、漫画に掲載すべきでなかったか。」

〈掲載すべき〉
原発に不安を抱いている人が発言しやすくなる。
表現の自由が守られる。

〈掲載すべきでない〉
・住民に不安を与える。
風評被害を助長する。


◆NS②「放課後子ども教室を推進していくべきか」

<推進していくべき>
・校外の施設を利用するより利便性が高い
・保険料などはかかるケースがあるが、基本的に無料
・地元の人が面倒を見るので、地域住民同士の交流の場になり得る

<推進していくべきでない>
・一般的に夕方までしか面倒を見てもらえない
・子どもの面倒を見る人は無報酬の場合もあり、人材が確保できるか不明
・放課後子ども教室をやる所とやらない所で、学校間の人気に差が出る可能性あり

NSでは、自分では思いもよらない新しい視点を得ることができます。みなさんの意見を聞くのが毎回楽しみです。

続いては輪読です。内容は『第4の消費』第3章 
問い:どのように第三の消費社会の矛盾は解消され、第四の消費社会に至ったか?
答え:自分の満足と共に他者の満足をも考慮する利他志向によって、個人間のつながりが自然に生まれる社会を目指すことで矛盾を解消し、シェア志向、シンプル志向、日本・地方志向といった特徴を持つ第四の消費社会に至った。

問題提起
1.日本の消費社会において、近代化はなぜ衰退したのか。
2.現代の日本で日本志向、地方志向は本当に高まっていると言えるのか。
答えとして挙げられたのは・・・
1利便性などが行きつき、近代化への欲が薄れたからではないか
2商店街の活性化などを意識するようにはなったが、日本全体で実行には移っていないのではないか。

◆卒論報告
〈神尾さん〉
問い
『POPEYE』はどのように人気を博すようになり、その後衰退していったのか。また、その要因は何か。
仮説
『POPEYE』は創刊時の第三の消費社会にマッチした雑誌であり、かつその消費社会の特徴から爆発的な人気を博していった。しかしその後、第四の消費社会に移行するにつれ、誌面も消費社会の変遷に合わせて変化したが、その消費社会の特徴からかつてほどの読者を得ることができなくなっていった。

〈石田さん〉
問い
機内サービスはどのような特殊性をもって消費されてきたのか。
そして現代の格安空港のサービスモデルは、機内サービス消費の文化に合致したものであるか。
仮説
一般的な消費社会に当てはまらない独自の消費文化が形成されている点で特殊である。したがって現代の消費社会のニーズに合致している格安空港のサービスは、既存の消費文化に合致していない。

先輩方のプレゼンやレジュメは見習うところばかりです。アドバイスをいただきながら、私も頑張っていきたいです。

ゼミ日誌は私で一周したので、はじめに戻ります。よろしくお願いします^^