12月5日 ゼミ日誌

五十嵐です。
ついに12月となり就活が解禁されました。
山のように来る企業からのメールに嫌気が差しながらも、どこの業界に行こうかふらふら彷徨ってます。
どうしよ。

●NS①  by直人さん

【問題提起】JR東海のリニア建設に税優遇措置をとるべきか。

YES側では、
・国の一大プロジェクトであるリニアを目標通りに開通させることができる
・海外展開に繋げることができる

NO側では、
・特定の民間企業だけを優遇するのは不公平
JR東海の全額負担でなくなることで、反対派を抑えられなくなる
などの意見がありました。

●輪読 ボードリヤール『消費社会の神話と構造』第三部
問い:消費の理論に適用されるものとして何が挙げられるか。また、その適性は何によって促進されているのか。

答え:消費の理論は、芸術や音楽のような文化的なものや、ガジェットやキッチュ等にも当てはまる。そしてそれは、マスメディアによってあらゆるものが記号化されたことが寄与している。


自分はこの輪読担当でしたが、要約する以前にボードリヤールが述べている内容を理解すること自体難しかったです。最後の先生の解説ですごく納得しました。ボードリヤール、恐るべし笑

●NS② by明男さん
【問題提起】NHKは全世帯に受信料を義務化すべきか
YES側では、
・中立的な報道を貫くため
・インフラの一つであるため

NO側では、
・全国民が視聴していないため
・国営とはいえ特別視してしまうことになるから
などの意見がありました。

●3年卒論中間発表① byめぐちゃん
問い:
1934年〜1960年代におけるミュージカル映画の「清潔イデオロギー」は時代ごとにどう変遷しているのか。また、「清潔イデオロギー」の変遷がミュージカル映画に与えた影響は何か。

仮説:
1934年〜1938年では世界恐慌の影響で夢物語・洗練・豪華なミュージカルであった。1939年〜1945年では第2次世界大戦のもと、戦争による繁栄・非現実主義的なものが重視された。1946年〜1956年では冷戦のもと、自由の国・大国としての権威を反映した。1957年〜1969年ではヴェトナム戦争を背景として、希望・平和的なミュージカルが生まれた。

●3年卒論中間発表② by杉村
問い:
ゲーム産業におけるイノベーションと経営戦略の関係はどのようなものか。

仮説:
ゲーム産業はイノベーションが繰り返すことで、新たな需要を生み出してきたが、現在では革新的技術が消費者の需要に合致していない。またマス市場とニッチ市場の併存により、革新的イノベーションはマス市場における需要を生み出さなくなってきた。




実はこの日、初めて2年生がゼミを見に来てくれました。
三田キャンパスまでわざわざ足を運んでいただけて、入ゼミ係として嬉しいばかりです。
しかし、来週はオープンゼミということでたくさんの2年生が見に来てくれることと思います。
張り切っていきましょー!


次の日誌担当はめぐちゃんです!