10月31日 ゼミ日誌

こんにちは!13期の政木です。
昨日はピカチュウのび太くん、げっそりしたドラえもんなど、いろんな人(?)を見かけました。ハロウィンでしたもんね!
でも、私は今くまモンに会いたいです。前に一緒にくまモン体操を踊ったのが懐かしいです!笑


それでは31日のゼミを振り返っていきます!
[4限]
*ニューススピーチ(さりちゃん)
問題提起:特定秘密保護法を制定すべきか

・他国から情報が得やすくなる
・国家機密の漏洩を防げる

・知る権利が阻害される
・「適正評価制度」がプライバシーの侵害につながる恐れがある
・厳罰化により漏洩を防げるのか疑問
特定秘密保護法が制定され他国との情報交換が盛んになった結果、漏洩の可能性がより高まってしまうのではないかといった意見もありました。
先生からは、情報がカテゴライズされ、重要情報の扱い方が定まる一方で、報道機関の規制強化につながってしまうのではないかというお話がありました。


*輪読
『観光のまなざし』 第6章 歴史へまなざしをむける(松村、直人くん、宮本くん)
問い:ポストモダン文化は観光業においてどのような現象を生んだか。
答え:地域の結びつきを強め、歴史を歪めさせることにより〈遺産〉を拡大させた。その中で博物館や美術館の役割が変容した。
問題提起:負の遺産を、歴史を歪めてでも、〈遺産〉産業化するべきか。
その地に住む人々が移り変わっていく以上、〈遺産〉として残して過去を伝えていくべきという意見が出ました。その一方で、歴史が誇張されて残された結果、それが人種差別等別の問題に繋がってしまうのではといった意見や、その遺産から共通認識が生まれてしまうのは危険なのではといった意見が挙がりました。


[5限]
*三田論中間報告
問い:日本において、新しい旅行形態は社会背景と結び付いてどのようにして誕生したのか
仮説:1960年前後から、交通網の整備、経済発展による余暇の増大などの社会背景を理由にマスツーリズムが誕生した。これは、いわゆる「発地型」の観光であり、当時の大衆消費社会による「他人への同調」と同様の性格を持っていた。1980年前後から、画一的にシステム化されたマスツーリズムに対するアンチテーゼや観光目的の多様化といった理由により、ニューツーリズムが誕生した。これは、いわゆる「着地型」の観光であり、地域が主体となる地域振興の意味合いを持っていた。2000年代前半から、インターネットの利用が個人へと広がりを見せ、インターネットと現実の世界における情報流通は不可分となった。インターネットで観光に関する情報のやり取りが観光客の間で積極的に行われるようになり(プロシューマーの誕生)、次世代ツーリズムが誕生した。これは、観光情報の発信者の点で、前述の「発地型」、「着地型」とも異なる「脱地型」の観光として、今後インターネットにおける消費者間の情報のやり取りが盛んになるにつれて、定着していく新たな観光形態と考えられる。

3年生お疲れ様です!
三田祭までの残り1か月弱、頑張ってください(^^)

以上です!