10月17日 ゼミ日誌

こんばんは!13期岩見です。

今日は夏の服装をしている人と秋っぽい人と、わかれていましたね。
もう10月後半なので半そでを卒業しなければいけませんが、まだ暖かいので仕方ないです…。
でも、なおとより先には卒業しようと思っています!笑

では、本日のゼミ活動です。

○4限
<ニューススピーチ>(神尾)
問題提起:安部首相は亡くなった村田さんに対して感謝状を贈るべきであったか

Yes側
・村田さんの行為は称賛に値する
・残された遺族へのせめてもの救いになるのでかないか
・救助者が生きていた時だけ感謝状を贈る方こそ不自然だ

No側
・安部首相の人気取りのパフォーマンスにすぎない
・命を投げ出すことを推奨するのは違和感がある
・感謝状を贈るよりも、再発防止対策を命じることなど他にやることがある
・亡くなった人に感謝するのはおかしい
・このような命を落としてまでする行為を「他の人も後に続け」と捉えられてしまうのはおかしい

といった意見が挙げられました。

<輪読>
『観光のまなざし』3章
問い:観光が国際化した結果、どのようなことが起きたか。
答え:観光が国際化した結果、観光産業における競争が激化すると共に、観光地の国際分業・専門化が進展した。また、地元民とツーリストの関係性にも変化をもたらした。このような社会的・文化的・経済的な影響は、イギリスをはじめとする各地域でおきた。
問題提起:現在において、地元民の生活様式にまで観光の対象を広げるべきか。
この問題提起に対して、
広げるべきでないという意見では、
・人権侵害につながるから
・人工的な見せ物をつくることによって、観光客に間違った認識を与えてしまうから
・そもそも原住民の賛同を得られない方が多いのではないか

広げるべきという意見では、
・人がつくったものでもそれによって文化が伝承されるならば良い
・原住民の利益確保につながるから
・得た利益で他の産業を発展させることができるから

といった意見が挙げられました。
先生が姫路城を例におっしゃっていた、文化を無理に保存することは住民にとって本当に良いことなのかというお話も興味深かったです。

○5限
<ニューススピーチ>(杉村)
問題提起:大学はインターネット講義の配信をすべきか

Yes側
・大学の知名度向上につながる
・多くの人に学習機会を提供できる
・時間に捉われずに受講できる

No側
・ネット講義では大学全体の雰囲気はわからないし、学校内での人との交流が重要である
情報格差によって講義を受講できない人がいる
・大学の価値が低減する
・講義をする人にとっては負担が大きい

ネット講義については、単位認定につながるのか、また課金すべきであるのか、といった問題も考えていく必要があるということでした。

<三田論報告>
問い:日本において、新しい旅行形態は社会背景と結び付いてどのようにして生まれたのか
仮説:1060年前後から、交通網の整備、経済発展による余暇の増大などの社会背景を理由にマスツーリズムが誕生した。これは、いわゆる「発地型」の観光であり、当時の大衆消費社会による「他人への同調」と同様の性格を持っていた。1980年前後から、環境負荷の大きいマスツーリズムに対するアンチテーゼや環境目的の多様化といった理由により、ニューツーリズムが誕生した。それらの多くはいわゆる「着地型」の観光であり、地域が主体となる地域振興の意味合いを持っていた。2000年代前半から、インターネットの利用が個人へと広がりを見せ、インターネットと情報のやり取りが観光客の間で積極的に行われるようになり、次世代ツーリズムが誕生した。これは、環境情報の発信者の点で、前述の「発地型」、「着地型」とも異なり、今後インターネットにおける消費者間の情報のやり取りが盛んになるにつれて、新しい旅行形態として定着していくと考えられる。

着々と分析が進んでいましたね!
お疲れ様です。
三田祭まであと一カ月ほどになったので、これからさらに忙しくなりラストスパートをかけていくと思います。
全員で仕上げる論文は最初で最後であるので、これからも全員での話し合いや作業の時間を大切にして欲しいです。

以上です!

今日はレーズン嫌いのけいたに、マルセイバターサドとが好物になったと言ってもらえてなんだか嬉しかったです!笑

次の日誌担当はりょうたです!