10月7日 ゼミ日誌

こんにちは!!
半沢直樹より、渡真利のような、器用な銀行員になりたい13期小池です。
最近、「君主の交わりは淡きこと水のごとし」という言葉に出会いました。意味は「君子の交際は、水のように淡白であるが、その友情はいつまでも変わらないということ。」です。残り少ない学生生活ですが、友人とは依存のない関係を築いていきたいものです。
10月7日はニューススピーチ×2と卒論中間発表×3でした。
以下、詳細。

★ニューススピーチ①(石川)★
問題提起:2020年東京五輪の為のインフラ事業に民間から資金を投入すべきか。
YES側
・民間企業の参画により、過剰投資を抑制できる。
・民間企業がインフラを利用して、より事業を拡大できる。
NO側
・収益重視により、誰でもインフラを利用できるとは限らなくなる。
・となると、インフラがインフラではなくなってしまう。
某総合デベロッパーがゴリゴリ主張していそうなテーマでしたね。観光事業とかと交通インフラを一緒に計画したら、ガッポガッポ儲かりそうですもんね。

★卒論(松村)★
テーマ:プロレス団体の変遷
問い:日本においてプロレス団体が提供してきたアングルのテーマはどのようなものであり、消費者はどのようにプロレスを消費してきたか。
仮説:アングルが扱うテーマは戦後から現在まで規模が小さいものへと変化(国家⇒個人)へと変化しており、現在はアングル自体が消失している。
消費者は当初プロレスを近代スポーツの一つとして魅力を感じ消費していたが、次第に脱近代的なショーとして消費するようになった。

★卒論(山田♂)★
テーマ:外食産業が果たす役割の変遷
問い:日本の外食産業はどのように変遷し、人々に受容されたか。
仮説:外食は1970年以降の海外チェーンの流入を機に広まり、最も身近なレジャーや流行として受け入れられた。その後、地方進出や新メニュー導入で日本に馴染んでいき、バブル崩壊後は低価格帯や健康志向を意識した和食特化へと活路を見出すことで低成長を続けた。しかし、気軽に利用できる日常の場へと変化したことで市場拡大は止まり、差別化のためにオリジナリティを重視するようになり、ありきたりな日常の中でちょっとした違いを作り出すためのものとなった。

★ニューススピーチ(杉浦)★
問題提起:タブレット教育(タブレット端末を使用した教育)を進めるべきか。
YES側
・教科によってはより効率的に指導ができる。
・あくまでツールとしてなら、取り入れたほうが良い。
NO側
・先生も使いこなせないだろうから、指導なんてもってのほか。
・字を書いての学習が減ってしまう
そういえば、昨日かなんかの日経新聞で、日本の大人は27のOECD加盟国の大人の中で、言語能力と数学能力が最も高い一方で、IT能力は10位だった、という記事がありました。IT能力を培うためにも、タブレットとか導入したほうがいいのかもしれませんね。

★卒論(小林)★
問い:日本におけるミネラルウォーターの消費は、なぜ広まってきたか。また、ミネラルウォーターの消費のされ方(と消費される意味)はどのように変遷してきたか。
仮説:
①環境汚染・災害といった社会不安が(主に備蓄用の需要として)追い風になってきた。
②70年代から80年代にかけては酒場での割り水として嗜まれたのが、80年代からは家庭内でも飲用されるようになり、90年代後半からは家庭内外で持ち歩かれるようになった。また、その飲用スタイルは、時代ごとの人々の志向を反映していた。

以上、10月7日のゼミ概要でした!
次のゼミは、インゼミディベートです。
いっちゃんが明るい言葉をこの日誌に綴ることができるよう祈っています。