6月10日 ゼミ日誌

平塚です。亮太、これはヘッドスライディングじゃない。ホームベースでコケたんです。

傷が大きいので萎えてたら、今日は石田が沢山傷作ってたのに平気な顔をしていて、彼の

強さに感服いたしました。ラグビーは大変だー。

さて、本日のゼミも4限輪読、5限は4年の卒論発表です。

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NS1.「センター試験廃止へ、文科省検討、複数回の新テスト、高2から学力把握」

2013/06/06日本経済新聞 担当:川中

問い:センター試験を廃止し、到達度テストを導入すべきか

導入派意見…複数回テストになることで、受験生の能力を正確に測定できる。
      
      継続的学力向上につながる

否定派意見…一つ一つのテストが違う内容なので、公平性に疑問

      授業体系が変わらないのにテストだけ変えるのはおかしい


受験方法が変化すると、環境の変化による混乱なども懸念されると思います。

ただ、現状のセンター試験においても既に何らかのトラブルは毎年発生しており、

改善する必要がありそうですね。

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輪読『日本産業社会の神話』6章ー政府のお蔭かー、7章―己を知るむずかしさー「彼

を知り己を知れば百選して殆うからず」 担当:岩見、神尾、山田(来)同(直)

問い:日本の経済発展は政府のお蔭か?

答え:綿紡績業の発展過程と特許の2点から、「日本の経済発展は政府のお蔭である」

とは言えない。むしろ民間主導である。

話し合いの中では、筆者はあくまでもこの見解であるが、高度経済発展期における政府

の役割はやはり大きかったのではないか、との意見があがりました。

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NS2「認可保育所への企業参入、世田谷区が容認へ」日本経済新聞5月28日WEB刊

担当:小池

問題提起:民間企業による保育所設置を認めるべきか。

認める派…待機児童減少には早急な対応が求められる。
     
     横浜市はこれを認め待機児童0を実現した。

認めない派…株式会社は利益最大化(株価上昇)が原因→リストラなどにより株価操作

      を行う危険性

児童養護施設にボランティアに行っている圭太らしいNSでした。去年上がった企業学校

を認めるべきか、に続いて、最近のホットな話題でした。

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卒論発表1「資生堂CMから見る理想の女性像の変遷」(山田来)

問い:資生堂CMから見る理想の女性像の変遷とはどのようなものか。またその背景は何

か。

仮説:戦後、欧米の女性を理想としていたが、1960年代には強く自信にあふれた女性

像へと変化した。1970年代には日本人特有の美しさを持ち、強い女性像が生まれた。

1980年代では、それまでの強さに反発するようなか弱い女性像が求められ、

1990年代にはありのままの自分を受け入れる女性像が登場した。

2000年代には仕事もプライベートも充実させる等身大の女性像が理想とされた。

その背景には、高度経済成長期の「男性を支える女性」から、社会に出て働くこと

への社会的変化がある。

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卒論2「恋愛小説から見る理想の恋愛像の変遷」(片桐)

問い:戦後、日本人の理想の恋愛像はどう変遷したか。また、その背景は何か。

仮説:1970年代:社会のかかわりの中で特定の相手と永続的な関係を目指す「真面目」

な恋愛
背景:恋愛結婚イデオロギー

1980年代:恋愛は永続的・社会的なものでなくなり、曖昧な関係を楽しむ

背景:経済の急成長やフェミニズムの台頭

2000年代:社会性は一層薄まり、特定の相手との殻に籠りながら永続的なつながりを希求
背景:携帯電話の普及、平成不況

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以上で本日の日誌は終わります。

また来週からディベート、卒論2週目も始まり、またまた大変です。授業の宿題も終わ

らせなければーー

さて、次回の日誌はさきちゃんです。よろしく〜〜