6月6日 ゼミ日誌

なかにしですー
いっちゃんが落語にはまってるらしいですが、ぼくはラジオをきいてます。
といってもJ-Waveとオールナイトニッポンしか聴いてないですけどね。
最近のお気に入りは「オードリーのANN」です。毎週土曜の深夜1時から。みんな聴きましょう!


本日のゼミは4限…輪読、5限…4年生の卒論中間発表
それに加えて2本のニューススピーチですね。3年生のニューススピーチが一巡したのでまた4年生にバトンタッチですね。

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それでは1本目のNS、担当者:ふみか
記事:若い世代は肯定派浸透 夫婦別姓訴訟、原告が敗訴(朝日新聞2013年 05月30日)
問題提起『日本で選択的夫婦別姓を認めるべきか』
別姓のメリット…女性が今までの評価や業績を失いにくい(国立大教授など…)
       家の断絶を防げる
  デメリット…家族の一体感が失われる可能性がある
       子供に対しての悪影響の恐れがある

ディスカッションでは主に、家庭環境への影響や女性のキャリア形成についての意見が交換されましたが、「離婚の障壁が低くなるのは(離婚したくてもできない人にとっては)メリットでもある」という話もでました。


☆輪読『日本産業社会の神話』5章ー日本は企業別組合かー☆  担当:片桐、吉川、長堀、宮本
 問:企業別組合と長期雇用制度は、日本に特有な制度・慣行か?
 答:企業別組合は他国にも存在している。まだ残存率と雇用不安から長期雇用制度も日本のみの制度・慣行とは言えない。

 問題提起:日本の企業別組合は、どのようにして形成されたか。

ディスカッションにおいては「戦時期の統制経済産業報国会が要因である」という1940年体制論をあげる人が多かった気がしましたね。個人的には、日本の労組特有の”職工混合”という点をもう少し考慮して議論してみたかったですね。

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2本目のNS、担当者:かのちゃん(ちなみにかのちゃんは3年生に「片桐先輩」と呼ばれたくないらしいです)
記事:規制改革の「象徴」狙う 薬ネット販売解禁  2013年6月5日 読売新聞
問題提起『(副作用のリスクが高い一部を除き)ほぼすべての一般薬品のネット販売を解禁すべきか。』
解禁のメリット…過疎地域の人々の利便性が向上する
       電子商取引が発展する
  デメリット…安全対策の不十分(ネットでどう売るかが未整備)
       購入量を管理できず乱用を招く恐れがある

話し合いのなかでは、やはり対面販売で薬剤師と相談しながら買うことは残存するのではないか、売る主体がどんなものかというのが大事ではないかという意見が出てましたね。
あと、これを規制改革の象徴とするのはおかしいのではないかという声もありました。

さて、卒論の中間発表です。今日はさきちゃんとみずえちゃんです。
さきちゃん
☆ペットから見る動物観の変遷☆

問:ペットを飼うことはどのように変化したか、それに伴う動物観の変化、背景は何か。
仮説:ペットは当初明確な目的を持って飼われていた。しかし、高度経済成長により豊かになると、愛玩として動物を飼うようになった。この流れが加速し、コンパニオンアニマルとして可愛がられるようになる。一方で、猫カフェが誕生するなどペットと距離感をとる人々も出てきた。
動物観:生命重視型→福祉重視型に変化


みずえちゃん
QCサークルの役割の変遷☆

問:QCサークルが企業側・労働者側に果たす役割はどのように変化を遂げ、現在どうなっているか。また、その要因は何か。
仮説:QCサークルにより、企業は人的資源の教育・訓練、従業員の人事評価を行うことができた。また、サークル活動を通して労働者は自己実現を図ることができたため、活発な活動がなされていた。
しかし、QCサークルは次第に企業にとっての負担となり、企業はQCサークルの成果ではなく、個々人の成果を重要視するようになった。また、労働者は仕事以外において自己実現を図るようになった。そのため、QCサークルは現在衰退傾向にある。


ディベートの準備もぼちぼち始まってきて、3年生は三田論との並行で(・。・)こんな顔になってるかもだけど、頑張りどころだと思ってこらえてくださいねー

次の日誌担当はソフトボール大会でヘッドスライディング、じゅんきです!