5月20日 ゼミ日誌

こんばんは!
13期の岩見です。
本日のゼミ日誌は五十嵐くんではなく岩見がお送りします!笑

私は先週、りょうたと受けている水曜1限の授業に行った時、いつもの定位置にりょうたっぽい人が座っていたから思いっきり後ろから「りょうた、おっっっはよーー!」って話しかけたら全然違う人でした・・・。
気を付けます・・・・!

では本日のゼミ活動を振り返ります!

〜4限〜
○ニューススピーチ「ドコモ、劇薬のメーカー選別戦略」(担当:石田くん)
問題提起:携帯電話キャリアは特定のメーカー機種を優遇する戦略をとるべきか<とるべき>
・初心者ユーザーに販売しやすい
・広報活動などを限定して行うことで、他キャリアから顧客を奪える
・ドコモは利益が減少しているため、勝負の品を提示して利益回復を見込む<とるべきでない>
・ラインナップが画一的で、幅広いニーズに対応できない
・一押しが外れであるリスクがある
・キャリアに力が行き過ぎてメーカーが離れていく恐れがある

問題提起を議論した後に、消費者目線からもう一度考え直したところ、多様な選択肢を提示して欲しいという意見と、特定の機種に絞って提示して欲しいという意見に分かれ、皆の好みが聞けて面白かったです。

今後、アイフォンのように、ドコモと言えば大多数がこの携帯を持っている、という流れはくるのでしょうか。

○まとめの議論
『商店街はなぜ滅びるのか』のまとめの議論をしました。
話し合う際には、
①商店街の登場要因
②商店街の衰退要因
③商店街のこれから
に焦点を当てて話し合いました。

①については、
筆者の意見に賛同する意見もあれば、
そもそも農村から都心に出てきた人々はすぐに零細小売を始められたのかという疑問も挙がりました。
多くの人が零細小売を始めるための土地があったのか疑問であり、元々商店街の先駆けとなるような店がありそこから商店街に発展したのではないか、商品の仕入れの流通ルートはすぐに確保できたのか、といった疑問が出ました。
②については、
・ライフスタイルの変化によって小口ではなくまとめ買いが主流になった
・アパートやマンションが増え都市に人口が集中し、さらにマンションの中にコンビニが併設されるようになったから商店街は必要でなくなった
・町内会活動の衰退
・所得の増加によって買い物に娯楽を求めるようになり、商店街には魅力を感じなくなった
③については
・地方の商店街はシャッター通り化されてしまうのはしょうがないかもしれないが、銀座などの商店街は観光地化していくのではないか
・商店街は非正規雇用正規雇用をバランスよく雇用できると言う点でまだまだ必要とされる
・商店街の中にチェーン店ばかりが連なることで地域のシンボルという要素は薄れていく
という意見が挙がりました。

その後に先生から前近代→近代→ポスト近代という流れの説明を受け、商店街を通した戦後社会史を俯瞰することができました。

私が今住んでいるところにある商店街は、ゴールデンウィークやひな祭り、クリスマス、ハロウィン、などのイベントがある度に商店街の中で家族連れを呼び込むための催しが行われており多くの人々が集まっているので衰退するという実感はなかなか持てないです。
今後、他の地域に行ったときに商店街にも着目したいと思いました。
初の3、4年合同の輪読が1冊終わりましたね。今後も頑張りましょう!

〜5限〜
○ニューススピーチ「ユニクロ、世界で賃金統一 柳井会長表明 人材確保狙い」(担当:石塚くん)
問題提起:ユニクロの様に、日本企業は今後世界同一賃金を導入すべきか<すべき>
・社員同士の競争力がアップし、仕事効率が上がる
新興国で優秀な人材が集まる<すべきでない>
・格差拡大につながる
・日本人の雇用が減る可能性がある
・働く人のストレスとなる可能性がある

ユニクロはずっと賃金格差を利用していたのに、今になって賃金統一は欺瞞ではないかというお話しもありました。
賃金統一すべきでないという意見が圧倒的に多かったですね。

○輪読『日本産業社会の「神話」』(担当:岩橋、小林、杉浦、中西)
問い:現代日本企業は集団主義であるといえるか。
答え:そもそも日本に集団主義の文化はないに加えて、現代日本企業の査定範囲や査定方法を米国の企業と比較すると、日本が集団主義であるとはいえない。日本が集団主義であるという思い込みは、職場での技能の性質への誤解から生じている。

1章では、筆者は日本は集団主義であると通説では言われているが、実際は個人主義であるということをいくつかの根拠を示しながら主張しています。

問題提起:日本は集団主義であると言えるのか
プレゼンターの意見は、集団主義でないとは言えないというものでした。
日本の国民性を調査した資料から、日本人は自分のためより人のためと考える割合の方が大きいといった調査結果があり、この見解にしていました。

皆の意見では、
空気を読むということについて、それは集団というものを意識しすぎているから生まれたものであるという意見や、逆に空気を読むのは結局は自分のためであるから個人主義であるという意見が出ました。
集団主義の定義をはっきりさせて話し合いたかったですね。

以上です!

今日の教室は暑かったですね!
半袖になりたかったけど暑がりの直人が半袖にならないと半袖になれない、ってくるみちゃんに言ったら、なおたんをばかにしないでって言われてしまいました・・・。笑

次は、キティーちゃんと言えばのかのちゃん☆