1月21日 ゼミ日誌

こんにちは12期古川です。

今年度最後のゼミがとうとう終わってしまいました。
秋学期は本当にあっという間でしたね。これで学生生活が終わったと思うと感慨深いものがあります。


それでは1月21日のゼミを振り返りたいと思います。
この日はディベート2本でした!!

[4限]

お題:福島第一原発を観光地化すべきか<肯定側>(宇田川、小池、土屋、平塚、山田来、吉川)
①地域社会の再生に必要な「人」が戻ってくるから
福島県に大きな経済効果が見込めるから
③後世に原発事故の悲惨さを伝達していくため
④復興を促進できるから<否定側>(岡田、川中、中西、深澤、古川)
①危険が多い地域であるから
②メッセージ性を持たないから
③費用対効果が低いから
④被災地というイメージが長期化するから


結果は否定側の勝利でした。

今の時期にやるとNO側の方が有利なのかなって気がしました。10年後、20年後に事故や原発のイメージが変わっていれば世論もだいぶ変わってくると思います。個人的に今までのディベートの中でも、考えていて面白い内容でした。


[5限]

お題:物価上昇2%になるまで無制限に金融緩和を行うべきか<肯定側>(岩見、片桐、小林、杉原、吉田)
①賃金が上昇するから
②投資が増え、企業の競争力が上がるから
③経済格差が是正するから
④円価格を適正価格にするため<否定側>(小西、虎岩、政木、松村、山田直)
①金融緩和による無駄な赤字が増えるから
②通貨安競争を引き起こすから
③年金が目減りし、貧困高齢者が増加するから
市中銀行の経営が悪化するから


結果は否定側の勝利。

聞いていて各々の言いたいことはよく分かりました。でも、僕も含めそれが正しいのかどうか判断できるオーディエンスの知識が乏しかったですね笑
先生のレクチャーを聞いて改めて理解するところも多かったです。



最後に、平ゼミを志望する2年生へのメッセージコーナーが続いているようなので、一応僕も続けたいと思います。

僕達4年生は来年度、一緒にゼミ活動を行うことはないですが、2年間ゼミ員として経験したことを踏まえて書きたいと思います。

「2年間楽しかった!」というのが今の率直な感想です。

確かに大変な時もありました。
3年生の夏、なんで国会図書館まで言って30年前の女性ファッション誌ペラペラめくって記事の内容書き写して複写までしてんだよ、と自問自答した時もありました笑

周りの友達を見て、4年生なのに週2回ゼミがあることがめんどくさいと思うこともありました。

ただ、そういうことを含めてゼミに入ったこと、ゼミでやったことは、間違いなく今の自分の大きな糧になっています。

自分がゼミに何を求めるかをもう一度考えてみてください。必死に悩んで、その結果が平野ゼミであればぜひ選考に来てください。


あと、来年はどういう人たちが入ってきて、どんな雰囲気のゼミになるかは僕には分かりません。でも、来年度4年生になる13期は必ずみなさんの良き先輩になってくれるはずです。これだけは保証できます。

やる時は真面目にやる、遊ぶときは遊ぶ、というスイッチのオンオフがしっかりしている平野ゼミの特徴を一番体現している代だと個人的に思っています。13人と人数は多いですが、それぞれが代わりの利かない役割を果たしていて、いいバランスがとれています。今回のディベートでも3年生には大いに助けてもらったし、見ていて頼もしい限りでした。

僕自信も学ぶことがすごく多かった自慢の後輩たちですので、安心して選考に来てください。

と、13期のハードルを上げたところで最後のゼミ日誌を終わらせたいと思います笑


平野先生をはじめ、お世話になった皆様、
2年間ありがとうございました!!