1月17日 ゼミ日誌

こんにちは。13期の吉川明男です。
最後に2年生の方々へコメントを書きました!よかったら目を通して下さいね。

本日も先輩方の卒業論文の最終報告を行いました。
まずは、岡田さん! ちなみに岡田さんのご実家は料亭をしています。

タイトル:「ベストセラーとなった新書の変化からみる読書とメディアの相関」
問い:読者が求める新書の役割の変化とその要因はなにか
結論:読者は知識・情報の獲得のために新書を利用していたが、読書を行うために新書を利用するようになった。変化は新たなメディアの登場と並行して生じる。



次は真さん! ちなみに真さんのボケは慶應商学部の中でも五指に入ります。平野ゼミに突っ込み役がいれば天下をとれる才能をお持ちでした・・・

タイトル「特撮モノからみる「正義」「悪」の変遷
問い:ウルトラマンを中心とする特撮モノが描く正義と悪はどのように変化してきたか?またその背景はなにか
結論:ウルトラマンは、当初はアメリカ型の勧善懲悪のストーリーから始まった。日本が高度経済成長を遂げると、ウルトラマンは日本により身近な存在として描かれるようになった。また次第に人間自身が悪の対象となり、悪も身近な存在になった。勧善懲悪も日本型の白黒はっきりつけない価値観から、しっかりとは描かれなくなった。



最後はつっちーさん!

タイトル「コカコーラと日本 アメリカナイゼーションVS.ジャパナイゼーション」
問い:コカコーラはどのように日本現地化していったか
結論:コカコーラ≒進駐軍アメリカとして、日本に入りこんだコークは当初ある種のステータスとブランド力で売り上げを伸ばした。70年代以降は、本社が予期せぬほど多品種という日本市場の反撃をうけ、適応していくうちにアメリカ色は喪失し、ジャパナイズ化していった。

皆さん、自分で発見したものに対し、考察することで一歩踏み込んだ結論を述べていて、さすがだと思いました。
来年、自分もここまでの論文を完成させることができればいいですね・・いや完成させます!!!


最後に2年生の方々に向けて。


三田生活の大部分を占めるゼミなので、悩まれている方もいると思います。自分が重視している点を紙に書き出してみると、どのゼミの志望度が高いかわかるんではないでしょうか。

自分がゼミを選ぶ際重視していた項目は
・教授が尊敬できること(教育熱心でもあること)
・アカデミックな環境があること
・卒業後もゼミ員で仲良くできるくらい、つながりが深いこと
・雰囲気が自分にあっていると感じられること
ディベート等、自分の意見を発信できる環境があること(自分は口下手なので練習したかった)
以上5点です。

これらの要素が平野ゼミにはあります。
平野ゼミは、活動の頻度や内容から、商学部のゼミの中でも厳しい部類にはいると思います。少人数だから各人の責任も重いですしね。
ですが、その分、課題や仕事が終わったときの喜び・達成感は大きいものですし、それ以上にその喜びを分かち合える同期に出会えます。

悔いのない春休みを!!