こんにちは(*^_^*)!
13期川中です。
今日から「し」から始まるものが本格的に始まりましたね。。。
…「し」から始まるものの話はさておき、ゼミ日誌に移ろうと思います(^^)!
今回も12期の先輩方の卒論4本立てでした!
〜4限〜
◆岡田さん 新書ベストセラーから見る新書の役割と読者
問い:新書が果たしてきた役割はどのように変化したのか、その変化の背景は何か。
仮説:
Ⅰ1938〜1960
役割:知識階級向けの実用書 背景:(新書の登場)
Ⅱ1960〜1980
役割:一般向けの実用書、知識階級向けの娯楽書 背景:創作出版、新規参入
Ⅲ1980〜1990
役割:一般向けの娯楽書、一般向けの実用書 背景:テレビやゲームとのリンク
Ⅳ1990〜2010
役割:知識階級向けの実用書 背景:情報獲得の手段が普及(インターネット)
◆古川さん アメリカ映画から見る日本人像の変遷
問い:アメリカ映画における日本人像はどのように変遷したのか。またその背景は何なのか。
仮説:
☆日本人男性
1940〜55:冷徹、残虐な人種
1956〜69:好意と敵意が共存
1970〜95:互いに認め合うライバル
1995〜:ユニークな文化・技術・価値観をもつ異質な人種
☆日本人女性
1940〜95:美しく賢明、献身的な女性。薄幸のヒロイン
1995〜:自立した力強い女性
ユニークな文化・技術・価値観をもつ異質な人種
〜5限〜
◆虎岩さん 外国人労働者から見る日本的経営
問い:日系人労働者と中国人労働者は日本において、なぜ急速に受け入れられてきたのか。
仮説:
「安価な労働力」であるとともに、日本的経営に求められる労働意識(会社への忠誠心)を備えていたから。
90年代前半には、日本人の労働意欲の減退を背景に、安価でなおかつ会社への「忠誠心」を抱く日系人労働者が急速に増加した。
90年代後半〜00年代になると、「特定活動」資格の整備を背景に、不当に安い賃金で、「忠誠心」を強要された中国人労働者が、日系人を上回るペースで急速に増加している。
◆しんさん 特撮モノから見る 「正義」、「悪」の変遷
問い:ウルトラマンを中心とする特撮モノが描く、「正義」/「悪」はどのように変化してきたのか?また、その背景は何か?
仮説:
<正義>
昭和ウルトラシリーズ
…全ての最終回に「ウルトラマンに頼らず、生きていけ」というメッセージがある。
平成ウルトラシリーズ
…「地球人の青年自ら変身する光の巨人」、「人間ウルトラマン」
→自分の身は自分で守らなければならない。正義のヒーローは自分自身。現実に根ざした等身大のヒーロー像。(初代ウルトラマンのような絶対的正義はなくなった。)
<悪>
ウルトラマン、セブンでは、宇宙からの侵略者などが多い。(セブンは原発など科学技術をモチーフにした敵も多い)
↓
帰マンから、公害から発生した怪獣が登場し、だんだんと人間の心が怪獣を生み出すストーリーが増えていく。
→悪の対象がだんだんと大きなものから、小さなものへシフトし、侵略者のような絶対的悪はなくなってきている。
また、怪獣が保護されることが増え、人間の味方をするようになる。
→総じて、正義/悪ともに、段々と曖昧になっている。
以上です!
次回から3年生の2回目の卒論発表です(>_<)
1年後、先輩方のような論文が書けるようになっているのか不安ですが、頑張っていこうと思います!
次はけーたんです(*^_^*)♪