7月12日 ゼミ日誌

 昨夜勉強しようと思って机に向かい、次に意識が戻ったのは布団の中で時間は朝でし

た。おはようございます。平塚准貴です。人間のすべての睡眠時間を他のことに代替で

きたら人によっては満足度も上がるのかな…と考えましたが、24時間のうち余暇時間内

の内訳変動であるので労働経済学的には効用は上がらないみたいです。笑

さて、そんな中、みんな頑張って働いて準備したディベートが行われました!(給与0

労働!)ディベートとは、「肯定派と否定派にわかれて議論し、勝敗を決めるゲーム」

(実践!アカデミックディベート、安藤香織・田所真生子編、ナカニシヤ出版、2002年

より引用)です。それでは本日のゼミ活動を振り返ります!

本日のディベートのお題は



①日本はシェア型経済を推進すべきか

②日本はベーシックインカムを導入すべきか



の二本立てです。

それではそれぞれの詳細を。


①日本はシェア型経済を推進していくべきか

最近世の話題となっているシェア型経済、例えばカーシェアリングやシェアハウスなど

があります。これを推進することが日本にとって+になるのでしょうか。

★肯定派立論
 1. 資源を効率的に活用し、持続可能な社会を構築できる
2. 人との繋がりが増え、安心な社会を構築できる
 3. ワークシェアリングにより、雇用が創出され、失業率が下がる
 4. 消費者の選択肢が増え、消費者満足度が上がる 

★否定派立論
1. トラブルや犯罪が発生、増加する
2. 日本人に積極的に受け入れられない
3. 日本経済が衰退する


結果:否定派勝利

肯定側の改革派の意見より否定側の現状維持型の意見の方が論が

強かったようですね。



②日本はベーシックインカムを導入するべきか

ベーシックインカムとは、「政府が全国民に一律に生活に最低限必要な現金を無条件

給付する」という制度です。最近はこれを政策方針とする政治家も増えてきています

ね。

★肯定派立論

1. セーフティネットが保障される
2. 福祉コストを削減できる
3. 労働問題が緩和される

★否定派立論
1. 財源の確保が困難
2. 不正受給が増える
3. 介護職などの労働力不足を深刻化させ、社会が回らなくなる
4. 今までの年金納付額に個人差があり、不平等である


結果:否定派勝利

今回も否定派の勝利となりました。他の意見としては、社会保障制度の質が落ちること

が考えられるので反対、などの意見が考えられるでしょう。



 さて、今回で3回目のディベートとなりましたが、3年生もだんだん慣れてきたよう

で、4年生に負けずに積極的発言をする人が目立ちました。ベストディベータ―にもち

らほら3年生の名前が挙がってくるようになりました。僕も頑張らなければ。。。

また、4年生にはさすがの貫録でリーダーシップを発揮して頂きました!来年は先輩方

のようなディベータ―に育っていきたいと思います!

前回のディベートで見えた反省点をしっかり修正した生徒が多く、反駁においても、デ

ータだけでなく論理内容に関して攻める意見が目立ったとても活発で有意義なディベー

トとなりました。

 

 春期の平野ゼミの活動はこのディベートをもって一旦テスト休みに入ります。

夏休みはインターンに行く人、旅行に行く人、留学する人など様々な過ごし方がありま

すが、先ずは目の前のテストを片付けましょう!次回はテスト後、打ち上げを兼ねたエ

クスカーションです!日誌の担当はさきちゃんよろしく、それではさようなら!