5月28日(月) ゼミ日誌

みなさん、こんにちは!
12期の宇田川です。

13期のみんながゼミに入ってもう二か月が経とうとしていますが、
みんなとてもしっかりしていて非常にたくましいので安心です。


というか焦ります!笑

12期、、、がんばろーね!(>_<)


とはいえ、13期はBRやディベート、三田論などで忙しくなってきていると思います。
困ったことなどあればいつでも12期に相談してください!


では本題の28日のゼミ内容です。

【4限】
4年卒論中間報告

・吉田
テーマ 特撮モノから見る「正義」、「悪」の変遷

問い 
仮面ライダーを中心とする(他にウルトラマン戦隊シリーズを含む)特撮モノが描く、「正義」/「悪」はどのように変化してきたのか?また、その背景は何か?

仮説
1971年まで・・国家など大きなものに関連付けられた勧善懲悪型のストーリー
1971〜1989年・・「正義は勝つ」というシンプルな勧善懲悪型のストーリー
1990年〜・・昭和と比べ、ストーリーがシリーズごとに大きく異なる

私はあまり戦隊モノ等を見たことはありませんでしたが、どうやら最近の戦隊モノは奇抜なストーリーのものが主流のようです。


・小西
テーマ マンガから見る仲間意識の変遷

問い
マンガから読み取れる仲間のあり方(=仲間意識?)は戦後どのように変化してきたか?またその変化の要因は何か?

仮説
共同体といった共通の「場」によってつながれる「タテ」の関係で結ばれるものから、共同体の崩壊によって個人の「資格」によってつながれる「ヨコ」の関係で結ばれるものへと変化した。

同じく、ジャンプ等の少年誌はあまり読んだことがありません!
今回は男性ならではの卒論テーマでした!!

今回で4年の卒論中間報告③は全員終了です。
夏休み前までにさらに分析を進められるようにがんばりましょう!


【5限】
『社会調査のウソ』のレクチャー

毎年恒例の情報リテラシーに関するご指導を先生からいただきました。

様々なバイアス(偏向)の中でも特に、
*逆の因果(原因と結果の取り違え)
*相関と因果の取り違え
等には気を付けるべきだと学びました。

そして、3年生のみんなが実際に見つけてきた、バイアスのかかった新聞等の記事について発表してもらいました!

全員分書くのは少し酷なので、みんなが指摘していた主なバイアスについてまとめておきたいと思います。

・調査対象者に偏りがある
・因果関係の結びつきが不明(ほかの要因を無視している)
・調査企業の裏の意図(自社の宣伝)がある
・比較対象がない(比較不能サンプル)
・データが誤差の範囲である可能性
・記事のみによるデータの正当性が不明
・選択肢の偏り
・調査方法の問題(RRD法、インターネット調査など)
・サンプル数の少なさ
・質問内容に誘導性がある
・母集団の特性が不明
・印象操作
・調査のタイムスパンの短さ
・後付けの論理
・因果ではなく相関関係
・質問に客観性がない
・言葉の定義が不明である

どのような記事にも必ず1つはバイアスがあるそうです。
今後新聞を読むとき、ディベートでデータを探すときはこれらのことを意識していく必要があると思いました。


さて、次回からは新しい輪読書に入ります。
また、今週金曜日はソフトボール大会があり、噂では西川ゼミ、清水ゼミとの対戦のようです。
大会にでる方々は頑張ってください!応援してます(*^^)v


それでは、これで失礼します。