5月17日 (木) ゼミ日誌

13期の山田です。

みなさん、合宿お疲れ様でした!!

いやぁ、高速バス組は行きも帰りも大変でしたね…

でも楽しかったですよね!!!!!

なおたん、もうちょっと待ってね。


【4限】

☆ニューススピーチ 川中さりちゃん

『記者ツイッターのあり方は 朝日新聞「報道と人権委員会」』2012年5月1日朝日新聞

・概要
今年1月、朝日新聞社は報道活動の一環として、ツイッター配信を始めた。会社が認めた記者は朝日新聞社記者と名乗り、肩書なども公表して発信する。

・問題提起
報道機関に属する個人のツイッターアカウントを広めていくべきか。

・見解
広めていくべきではない。

・メリット
 ・迅速でリアルな発信ができる
 ・報道が身近に感じられ、その報道機関に対する信頼が増す
 ・議会や審議会の現場からツイートすることで、監視機能を高める効果がある

・デメリット
 ・字数制限があるため、言葉が足りず誤解を生む可能性がある
 ・個人に対する誹謗中傷が起こる可能性がある
 ・デスクによる事前チェックや、客観的事実と論評の区別、裏付け取材の徹底といった、従来の報道のルールが必ずしも適応できない面がある
 ・個人のつぶやきの中で人権侵害などの問題が発生したときに、責任の所在があいまいになる可能性がある


☆輪読
松田久一『「嫌消費」不況からの脱出』 第3章 長期経済低迷の正体

担当:川中、小林、土屋、虎岩、山田直

問い:バブル崩壊後、失われた20年と呼ばれる長期経済低迷が生じた一番の原因は何か

答え:需給の質的ミスマッチが生じ、「全要素生産性」が上昇しないこと

問題提起1:本書では国内市場を独占または寡占することは、企業が国際的な競争力を高めるための条件とされている。
ここで、企業の利潤と消費者の満足の両面から見て、独占・寡占状態と、多数の企業が激しい競争を行う状態のどちらが望ましいか?


問題提起2:この20年間を”失われた20年”と表現することは適切か?


【5限】

☆卒論中間報告

1、宇田川先輩 「韓流(日流)」

問い:「なぜ現代の日本において韓国大衆文化は人々に受け入れられたのか。また、そこに映し出されている人々の価値観はどのように変化しているのか。」

仮説:「韓国大衆文化は日本人女性が求める女性像・男性像・家族像を映し出すこと で、『新しい文化コンテンツへの欲望の充足』という役割を担うことによって受   け入れられた。
具体的には、強い男性に守られる存在であるか弱い女性像から、強くて男性的な女性像へと変化し、一貫して儒教的な家族像が求められている。」


2、古川先輩  「アメリカ映画から見る日本人像の変遷」
    
問い:アメリカ映画における日本人像はどのように変遷したのか。またその背景は何な   のか。

仮説:①日本人男性
戦後〜  ・残虐で冷徹な手強い敵←戦争による不信感
1970年頃 ・自らの地位を脅しかねないライバル←経済成長に対する反感、嫉妬
2000年頃 ・(ユニークな技術・文化を持つ優秀な人種←クールジャパンを代表とする日本への興味)

政治・経済・文化などの日米関係を反映

②日本人女性
戦後〜2000年代 ・美しく賢明、献身的な日本人
        ・薄幸のヒロイン
  
日本人の内面を反映


以上です!
次は山田直人くんです。