4月16日 ゼミ日誌


13期の川中沙理です。

ゼミ活動も今回で3回目となりました。
今回も3年生のみの活動でした。


☆4限 ライブラリー・ツアー

4限は先生が予約してくださったライブラリー・ツアーに参加しました。


前半はKOSMOS、CiNii、Database NAVI等についての説明を伺い、
後半は図書館の中を案内していただきました。


検索システムの説明を伺い、実際に使い方を見せていただく中で
慶応には研究の助けとなるような環境が整えられていることを
改めて感じることができました。

これからどんどん活用し、しっかりと根拠に裏付けされた
説得力のある論文を書けるよう頑張っていきたいと思います。


☆5限 セミナー・スキルズ③ 

 
5限はセミナー・スキルズの3回目でした。

先生が卒論作成のために必要な
学術論文作成のプロセスについて説明してくださいました。


卒論(学術論文)とは

①与えられた問い、あるいは自分で立てた問いに対して、

②ひとつの明確な答え(見解や発見)を主張し、

③その主張を論理的に裏付けるための
事実的・理論的な根拠を提示して主張を論証する

一定の長さの文の集まりであり、

テーマ・仮説の設定⇔調査・資料収集⇔検討・考察⇔執筆⇒完成

というプロセスで執筆します。

今回はその内のテーマ・仮説の設定と
調査・資料収集についての説明を伺いました。


テーマ・仮説の設定において意識すべきことは

*論文のテーマは「ある答えを要求する問い」の形のものであり、

研究に必要な資料が十分存在し、オリジナリティのあるものとする


*資料を探す前にテーマに対する自分なりの答え(=仮説)をたて、

 テーマ→仮説の実証のために必要な仮アウトラインを作成する

ということでした。


調査・資料方法に関しては、ライブラリー・ツアーで学んだ資料検索方法を
どう論文に生かしていくかについてのお話を伺いました。


卒論というと遠い先の話のように思えてしまいますが、
夏前にはテーマの絞り込みを行い、
夏合宿では最初の発表も控えているとのことなので、
自分の興味関心とは何なのか、じっくり考えながら
卒論を意識して日々のゼミ活動に取り組んでいこうと思います。


次回からいよいよ3年生による入ゼミレポート報告が始まります。


まだまだ不慣れなことばかりで不安もたくさんありますが、
一生懸命がんばっていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。