1月16日(月) ゼミ日誌

こんにちは。
11期の加藤です。
急に寒くなりましたね…私は顔全体に原因不明の湿疹が出来ていて困っています。


そしてもう回ってこないと思いましたが、ゼミ日誌の順番がきました。嬉しいです、はい。
早速、人生最後のゼミ日誌に参りたいと思います。


今回も4,5限とも4年生の卒論でした!


【4限】
①阿部ちゃん 「地域ブランド

・問い 「現在、ブームになるほどに商品としての地域ブランドが数多く成功している理由は何か。また、そこには何か現代の人々の価値観が反映されているのだろうか」

・仮説 「地域経済の活性化を狙い、供給側により商品化された地域ブランド商品が、需要側(現代の人々)のもつ、消費に対する価値観が求めるものと合致しているから」

この仮説を立てたあと、3つの分析類型・6つの条件をもとにした事例研究によって仮説を検証してくれました。
そして結論としては、仮説とは異なり、「人々はつながりを求めるため(共同体であると感じるため)に消費している」というものでした。


②あやか  「サークルから見る大学生の変化」

・問い 「大学サークルはどのように、なぜ変化してきたのか」

・結論 「時代ごとの学生気質・文化に影響されながら変化してきた」
1960・1970年代 【テニスサークル乱立期】
1980年代 【サークルの多様化・乱立】
1990年・2000年代 【サークル離れ】

全年代のサークル分析結果と大学生論・若者論について、簡潔に説明してくれました。


【5限】
①みやぽんぬ 「喫茶店文化の変容〜消費社会論から見る人々との関わり方〜」

・問い 「①喫茶店は、なぜどのようにして変化してきたのか。②また、どのような役割を果たしてきたのか」

・結論 「①時勢や人々の嗜好を反映しながら変化し、②全年代を通して『場』の提供という共通の役割を担った。また、各時代の人々が求める範囲で、『人との繋がり』を提供してきた」

全年代のカフェの業態の変化やメニュー、コンセプトなどの分析結果を、消費社会論と照らし合わせながら説明してくれました。


②ふっしー 「戦後日本のメディアスポーツからみる社会的価値観の変遷」

・問い 「戦後日本のメディアスポーツの変遷は、どのような社会的価値観の変容を反映しているのか。」

・結論 「①戦後〜1975年 『現実』の延長線上にある『理想』を求める時代
②1975年〜1995年『現実』でない『虚構』を求める時代
③1995年〜現在『現実』の中にある『虚構』を求める時代」

全年代の社会背景・スポーツメディア・メディアスポーツとヒーローについて説明してくれました。
途中で写真や映像があったので、イメージが伝わりやすく、分かりやすかったです^^


以上です!
ゼミも残すところあと1回となりました…ちょっぴりというか、すごく寂しいですが、人生ラストゼミ、がんばりたいと思います!!