10月6日(木) ゼミ日誌 ディベート(VS八代ゼミ)

半袖のTシャツでは、寒く感じる季節になりましたね。

リクルートスーツを身に纏い、丸の内を走ったのがもう懐かしい季節です。

10月です。大学生活最後の 秋 です。


皆様お久しぶりです。

人生の目標は、“余裕を持って行動できるようになりたい”
11期の赤澤健太です。



それでは本題に入りたいと思います。
  ※10月3日は4年生の殆どが内定式であったため、ゼミは休講となりました。


この日は八代ゼミさんとの合同ディベートを行いました。

毎年両ゼミの3年生を参加者として行われていますが、今年で四年目になるそうです。



【4限】

 
 ●お題 「日本において捕鯨を禁止すべきか否か」


     ・肯定側(禁止すべき):平野ゼミ    

     ・否定側(続けるべき):八代ゼミ    


 ●肯定側立論


     ① 反捕鯨国との間に経済的摩擦が生じるから
     ② 鯨の生態系に悪影響を与えるから
     ③ 日本の調査捕鯨に学術的価値が乏しいから
     ④ 捕鯨船乗員の生命の危険性が高いから


 ●否定側立論


     ① 調査捕鯨による鯨の生態系等の調査には学術的価値があるから
     ② 捕鯨は日本固有の文化と密接に関係しており、
          捕鯨が禁止されてしまうと日本固有の文化が失われてしまうから
     ③ 鯨の数は増えており、捕鯨対象の絶滅の危険性はないから




【5限】


 ●お題 「日本は原子力発電を全面的に廃止すべきか否か」


     ・肯定側(廃止すべき):八代ゼミ    

     ・否定側(維持すべき):平野ゼミ
     

 ●肯定側立論


     ① 事故の際に日本国民を危険にさらすから
     ② 事故が無くとも原子力発電はコストの高い毒物製造装置でしかないから
     ③ 火力発電から風力発電への緩やかな移行によって電力は十分賄えるから


 ●否定側立論


     ① 地球温暖化を促進してしまうから 
     ② 原発は安全供給できるから
     ③ 原発関連収入を経済の基盤としている地域があるから
     ④ 核兵器開発という選択肢を持つことができ、軍事的抑止力となるから



 以上のような立論でディベートが行われたのですが…


   4限のディベートは平野ゼミの勝利!!
   5限のディベートは八代ゼミの勝利!!


  という結果になりました。まあ、綺麗な結果とでも言いましょうか…。
   






ディベートに対しての細かいやり取りについてはここで言及しませんが、

全体の感想として、

いつもと違うやり方にもそれほど戸惑うことなく、議論ができていたように感じます。フリーディスカッションの時間にも積極的に発言しておりました。

実は私も数合わせとして5限のディベートに参加させてもらっていたのですが、次々に
発言する3年生を見て頼もしく思っておりました。


とまあ、3年生を褒めるのはこのぐらいで良いでしょう。笑



私も八代ゼミさんとのディベートは2回目となるのですが、やはり、最終弁論の際に用意した原稿を読み上げるというのは未だに違和感があります。

というのも、その日の、その時間の議論の中で反駁を考えるというのがいつもの平野ゼミのやり方だからです。おそらく日が違えば議論も変わり、反駁も変わるはずです。

ただ、いつもとは違うやり方を知り、刺激を得るというのが合同ディベートの目的の一つでもあると思うので、3年生には非常に貴重な経験になったのではないかと思います。




長々と書きましたが、三田論で忙しい中、両ゼミの3年生はお疲れさまでした。



ってことで三田論頑張って!