7月10日(日) ゼミ日誌

12期、古川です。
更新が遅れて大変申し訳ないです…
怒涛の試験ラッシュが一段落着いたのでここらでゼミ日誌を書きたいと思います。


とうとう春学期も終わりに近づきましたが、ここまで正にあっという間に時が過ぎ去った気がします。

一方で初回のゼミを振り返ると遠い昔のことのように感じる、何か不思議な感覚です。

それだけ密度の濃い3ヶ月だったのでしょう。そういう事にしたいと思います。


それでは7/10のゼミを振り返りたいと思います。

この日は木曜の補講日ということでまさかの日曜日のゼミです。

【4限】

ディベート

”職業選択において
生涯賃金2億、関心が持てる仕事 or 生涯賃金4億、関心がない仕事 どちらを選ぶべきか”


2億側の立論は

・ストレスの発生を抑えられ、健康への悪影響を減少させられるから

・良好な夫婦関係を築くことができるから

・勤め先企業の業績が上がるから

離職率が下がり、ノウハウの伝承が可能になるから


4億側の立論は

・給与が仕事のモチベーションとなるから

・自分のやりたいことにより多くのお金を使えるから

・年収が多いほど老後の不安を取り除けるから

・高収入・高資産ほど生活に対してゆとりや満足度を感じているから


結果は5対5の引き分けでした。

2億側はタイムオーバーが結構あったので、それを省けば勝利だったかも?って感じです。

時間配分の大切さを身を持って立証しました。

内容はお互いの立論がある程度噛み合っていたので、自分の立論を用いて反駁することが多かったように思います。

個人的には”良好な夫婦関係を築く”という奇抜な立論が好きでした笑


フィードバックとしては、

・立論と論証の結果が一致してない! 

・サンプル数ではなくデータの内容で反駁すべし!

・表・グラフが分かりにくい!

・賃金、関心両方に言及する立論を立てろ!

などなど的確な指摘ばかりでした。

個人的には自分の立論の指摘が多く心が折れそうになりましたが、何とか持ち堪えました。

次回に活かしたいです。



【5限】

ディベート

”日本は経済成長を目指すべきか”

YES側の立論は

・政策の自由度が増加するから

・多くの人が豊かになれる可能性が高くなるから

・失業問題を改善できるから

・成長しないと、世界での日本の経済力が相対的に低下するから


NO側は

・グローバル競争による弊害が発生するから

・経済成長によりCO2排出量が増加するため

・経済成長が国民の幸福度と相関していないから


お題を聞く限りでは、YES側が一方的に有利な気がしましたが…

予想通りYES側の勝利です。

でも、NO側の立論も練られてあり、個人的には互角のような感じがしました。



オーディエンスからの指摘としては、

・レジュメに載せるデータは厳選するべき!

・伝わりやすいプレゼンを!

・「権威のある学者の意見だから正しい」はダメ!

・相手の論理を突くような反駁を!

などがありました。

特にみんなに共通していたのが「話すスピードが速くてよく分からない」という意見でした。

確かにそれぞれの立論が難しかったので、短時間で伝えきるのは困難な気がしました。

でも、個人的には米澤さんの立論発表時の口達者ぶりには感動すら覚えました。

普通の人ならYESと答えそうなテーマでも、それに反対し意見をぶつけるというディベートの面白さが表れた戦いだったと思います。



以上で今学期のゼミは終了です。

新しい経験が色々あり苦労はしましたが、無事終わらせることができたのは素直に嬉しいです。

秋学期も忙しそうですが、何とかやっていけるでしょう!

では、楽しい夏休みを!