7月4日(月) ゼミ日誌

早いもので、ゼミ日誌の担当も一周して今回からしばらく12期生が日誌を書きます。

ということで、どうも12期の吉田です。

いやー毎日が暑くてたまらないんですが、最近よく物をなくします。

今月だけでも、折りたたみ傘、筆箱をなくしました(T_T)

これまでほとんどなくしものをしなかったんですが、どうしてでしょう・・・?


さてさて、もうすぐテストですね。一週間でテスト9個とか学校側が潰しにかかってるとしか思えません・・・。

というわけで忙しい日々です。

モノだけじゃなく心もなくすってね!!!

・・・というわけで気温も4度ほど下がったことで本題に移りたいと思います!節電やったネ☆


【4限】

この日は先生が私情でゼミに遅れることになったので、4限の途中まで星野さんが先生の代役(?)を努めてくださいました。

・ニューススピーチby宇田川
「小学校の英語教育必修化の是非について」

・問題提起
「小学校に英語教育を導入すべきか?」

・見解
「導入すべきではない。」

理由としては
・教員側のスキル不足、負担増
・日本語における国語能力すら備わっていないのに英語は無理
・予算が足りない

などでした。

あがった意見としては

やはり海外(特に韓国)の話が多かったですね。

韓国は率先して小学校からの英語教育に取り組み成果を上げています。

日本語と似ている韓国語を話す韓国での早期の英語教育がうまくいってるならば日本でも導入すべきなのでは?といった英語教育に賛成する意見がでました。

一方、やはり教員側の準備が出来ていないのでもっと長期的なスパンで検討すべきなどといった慎重な意見もでました。

うーむ。難しい問題なので賛否両論ありますよね。


次に、輪読『移行期的混乱』の第5章と終章をやりました。by阿部さん、米澤さん、やまちゃん、とら

問い:移行期的混乱に対してどのように対処すべきか?

答え:経済成長パラダイムから脱することが必要である。

自殺や医療の崩壊、格差などの現代の日本で起きている問題は今までの考え方の基調であった経済成長パラダイムから脱しなければならないということを中心に論証していただきました。筆者の主張が詰まった章だったので内容が濃かったように思います。

※経済成長パラダイム・・・経済成長を前提としたものの考え方、あるいは今までの経済成長という流れの中で定着してきたものの考え方。


問題提起

1.「介護」という非対称的な関係性(p199)における職でも「ビジネス化」をすすめるべきか?

2.共生社会と競争社会ならどちらの方が幸せを感じるか?


1については、プレゼンターの見解としてはビジネス化すべきというものでした。

理由としては、

ビジネス化が進むと参入する企業が増えヘルパーが増えるなど。
また、デメリットとしてはモラルハザードが起こるなどがあげられました。


議論では、介護をビジネス化の波に晒すと、企業が被介護者よりも利益を優先して癒着などが起こり介護の質が低下するのではというような否定的な意見が散見されました。

先生からは本当の意味でのビジネス化が進めば、不祥事なども起こらずに介護の質が向上するでは?という意見が出ました。

2については、プレゼンターの見解としては共生社会の方が幸せを感じるというものでした。

理由としては、

意識としての格差がない。
また、デメリットとしては皆が裕福とは言えないことがあげられました。

さらに競争社会のメリットとしては、経済成長に最適であること。デメリットとしては、意識としての格差があるということがあげられました。

議論では、幸せの基準はお金が一番わかり易いから競争社会方がいいという意見や、人と人とのつながりが大切なので共生社会の方がいいという意見や、両方の調和が必要だというような意見がでました。



【5限】

卒論発表

「食品広告キャッチフレーズ」byけんたさん

食品広告のキャッチフレーズは社会状況を反映している。それを分析し、キャッチフレーズが訴求するものの変化はどのような時代背景で生まれ、社会・人々はどうように反映してきたのか。というのが発表の概要でした。
年代別に分析をおこない、キャッチフレーズの変化時代の変化と対応していることが伝わってきました。
普段、食品広告のキャッチフレーズなど歯牙にもかけない私にはなかなか興味深い研究でした。次の報告がまた楽しみです。



「若者にとっての海外旅行の意味の変遷」byさっしーさん

問いは、日本の若者(20代)にとって、海外旅行の意味はどうのように変化したのだろうか?またそれはなぜか?でした。
ここ10年余りで20代の出国者が半減しているのは、若者の消費離れと言われているが、そうではなく海外旅行そのものに魅力がなくなったのではないか?というが研究意義としてあげられてました。
旅行の目的はだんだんと変わってきており、現在ではかなり多様化している。その変化から若者の心理を読み解くというのは実際に私も知りたいです。ですので今後の資料集めが大変そうでしたが、これも次の報告が楽しみです。


こんな感じでした。

てすとがんばるぞー