6月30日(木) ゼミ日誌

どうも毎度お世話になっております。11期米澤です。

ついに7月に突入です。夏ですね。
夏と言えばビールが美味しい季節ですね。
でもキンキンに冷えたビールじゃないと美味しくないんですよね。
ぬるいビールって悪だと思います。


と、無駄話はさておき前回のゼミを簡単に振り返りたいと思います。


【4限】卒論中間報告

●「清酒業の経営」Byおれ

問い
1970年以降、清酒市場が縮小していく中で成長を実現した①清酒メーカーはどのようにして成功を収めたのか。②またその要因はなにか。
仮説
①内実の伴わなかった清酒業界を変革するようなメーカーの行動。
②物資不足の時代から豊かな時代へ
→消費者が清酒を「酔うために飲む」のではなく、選んで飲むようになったから



今回の発表では準備段階として、主眼となっている1970年より以前の清酒業概要について発表しました。

今後は1970年以降を中心に分析に入っていく訳ですが
先生からは失敗した企業も調べることで見えてくるものがあるのでは、ということや他の酒類との比較、そしてその推移を説明できるようなストーリー性を意識することなど、多くのアドバイスを頂きました。

正直なところ、まだまだ分析が足りない状況ですので、これからどんどん分析を行って仮説の検討を進めていきたいと思います。



●「ゴルフ」Byまいうー

問い
ゴルフ(市場)の変遷は日本社会や人間関係をどのように映し出しているのか(関係があるのか)。

仮説
1990年頃までは「大衆化」などの日本社会の変化を表していたが、近年では社会の変化よりも個々人の嗜好の変化や人間関係の変化を表わしている。



ゴルフから人間関係の変化、コミュニケーションの変遷についてみていきたいとのことでした。

個人的には、接待ゴルフであったり、テレビでの取り上げ方であったり、最近では女子大生の間でゴルフが流行っている(らしい)ことなど、確かに何かしらの人間関係の変化、あるいは社会の変化がゴルフに対するイメージ、プレイする目的などに反映されているのかな、という印象を受けました。

ゴルフと別の何かが相関関係にあること、社会の何かが反映されていることを導き出せたらとても面白いと思うので期待しています!




【5限】3年生三田論中間報告(テーマ候補発表)

ついに12期も三田論のテーマを考える時期がきました。

なんだか懐かしいです。

では早速本題に。

候補①「旅行」
問い
日本人の海外への意識はどのように変化したか
仮説
戦後〜1964年→行きたくても行けない憧れの対象
1970年〜1980年代→行こうと思えば行ける場所
1990年代〜→日本では得られないものが得られる身近な場所

終始どこかで聞いたことのあるような、、、というか某差君の卒論テーマと似ていました(笑)

個人的には、旅行というテーマ自体は広がりのあるテーマだと思うし、やりようによっては某差君とはまた違った論文になるような気もするので、3年生は被ったからと言って遠慮せずしっかり吟味してみてください。



候補②「ファッション誌」
問い
ファッション誌の内容の変遷から何が読み取れるか?ひとびとの嗜好はいかにうつりかわっていったか?
仮説
・・・・・(すいません、どうまとめていいのかわかりません。ぼくの力不足です。)

仮説の方向性としてはファッション誌の変化から社会における変化、特に若者論の観点から変化を読み取ることができる、というものでした。
具体的に調べていくと色々と見えてくるものがあるような予感がします。
個人的には僕自身ファッションに疎いので、想像はあまりつかないのですが…ファッションというものは人々の嗜好を象徴的に表すツールの1つではあると思うので、ファッション誌を調べていくことで面白いものが見えてくるのではないでしょうか。
世代論との関係性も面白そうです。



候補③「紅茶」
問い
なぜ紅茶チェーンは普及しないのか。〜コーヒーチェーンとの比較から〜
仮説
紅茶のもつイメージがチェーンに合わないから

はじめに見たときは「ユニークなテーマが来たなー」というのが第一印象です。

ただ議論の中でも意見がありましたが「紅茶」単体だけではどうしても広がりに欠ける(三田論で扱うほどのボリュームにならない)とは思うので、三田論として扱うのであれば工夫が必要かも知れません。



候補④「ファストフード」

問い
ファストフードに対する消費者のニーズはどのように変化したか。また、なぜそのような変化が起こったのか。
仮説
「短時間で食事を済ませる」という目的から「食事とは別な目的でファストフードを長時間利用する」という目的へと変化した。


「どのように変化したのか」ということもそうですが、このテーマがより深みを増すためには「なぜ変化したのか」の部分がけっこう重要なポイントになってくると感じました。

個人的な意見としては(このテーマに限った話ではないですが)ファストフードの変化を追ってファストフードの中だけで議論が終わってしまうのではなく、より大きな視点、他の何かと結び付けていくことが必要なのでは、と思います。
また先生がおっしゃっていたように「外食産業」という視点で考えてみても面白いかも知れませんね。



以上が今年の三田論テーマ候補です。
12期のみなさんは頑張って吟味してくださいね。面白い論文になることを期待しています!




さてさて今回の日誌は以上で終わりです。

なんか読み返してみたらなんだか偉そう文体ですが書き直すのは億劫なのでお許し願います。

では失礼いたしまする。