5月9日(月) ゼミ日誌

こんにちは。

12期の土屋です。よろしくお願いします。

4限

輪読:デパートを発明した夫婦 第1章  
         by えいちゃん、こにたん、やまちゃん、きよ、土屋

問い:ブシコーのデパート経営が従来の商法と異なる点は何か。

答え:①商店の常識を覆し、楽しい買い物にした点
   ②新しい販売・仕入れ方法で良いものが安く買えるようにした点
   ③バーゲン・目玉商品で販売促進した点
   ④「誠実さ」を売りにする点

3年生初めての輪読プレゼンでした。

従来とブシコー、マガザン・ド・ヌヴォテの対立項にこだわるあまり、そこに至るまでの社会的背景などの部分をカットしてしまいました。反省です・・

問題提起

①ブシコーは自社で工場を経営しなかったとあるが、自社で工場を経営しないことと現代にあるようなPBをつくることの両者のメリット・デメリットは何か?

②マガザン・ドヌヴォテで入店の自由は実現したが、退店の自由が実現しなかったのはなぜか


まず問題提起に関する自分たちの見解を考えていなかったので、ふられたときは相当焦りました。。

①は、ブランドなし→ナショナルブランドプライベートブランドと発展したのでは?との意見でした。

②は正直あまり議論できなかったのですが、マガザン・ド・ヌヴォテは近代と非近代の

過渡期に出現したものであるから、そのへんの人間関係の変化に着目する必要がありそ

うです。

5限

NS:生鮮品を扱うことはコンビニの利益拡大につながるか? by ふっしーさん

見解:鮮度管理などが難しいうえ、コンビニの高い価格イメージが払拭できず、利益にはつながらない。


利益拡大にはつながらないだろうという意見が多かったですね

自分もスーパーとの競争になってしまうため、利益をあげるのは難しいだろうと思います。

よねさんの、田舎などの店が少ない場所でコンビニがそのような事業をすることは社会

的に必要であるとの意見はたしかに!と思いました。


輪読:デパートを発明した夫婦 第2章 

問い:ブシコーはどのような手法を使い、消費喚起したのか?

答え:①スぺクタル的な建物とディスプレイの創造
   ②人(消費者・顧客)の流れを支配
   ③高級品・贅沢品によって女性を誘惑

こちらは前の章よりは構成を組み立てられたとおもいます。

問題提起

①無秩序な配置は本当に効果的なのだろうか
 
②当時女性客ではなく男性客をターゲットとした戦略はなかったのだろうか?
 なぜ女性客がターゲットに選ばれたのか?


①は現代のデパートとブシコーのデパートの陳列の差異に着目したものです。

現代でもたとえばドンキのように無秩序な配置で客を楽しませる戦略をとる店があります。

値の張るものはコーナーごとに効率的に配置し、そうでもない衝動買いが見込める品は

レジに行くまでの過程に配置など、品によっても戦略は異なってくるのでしょう。


②は完全に自分たちのミスですね。「当時」に限定してしまうと買い物は女性というイ 
メージが強かったから当時は男性があまりターゲットにされなかった、で話が広がりま

せんでした。

しかし話を現代にまで広げると議論が深まりました。

今でもやはり女性をターゲットとした商法は依然として多いように感じます。


はじめての輪読プレゼンを通して、問題提起の難しさを実感しました。

ブックレポもはじまり、いよいよ本格的に忙しくなってきましたが、、めげずに取り組みたいと思います

以上、12期土屋でした。