6月14日(月) ゼミ日誌

お久しぶりです、10期竹本です。
早速日誌行きますー


《4限》

◆ニューススピーチ  担当:あかざーくん(けーんた笑)

「おしゃれマック登場、都心に新型店――価格高め、席ゆったり、制服も一新(2010/4/25 日本経済新聞)」
問題提起:マクドナルドの「おしゃれさ・高級感」を優先した店舗戦略は消費者に受け入れられるだろうか?


日本マクドナルドによるおしゃれマック戦略についての話題でした。

同じ品なのに価格が高いなんて嫌、カフェのようになるなら回転率が下がってしまうのではないか、もともとのマクドナルドのイメージが先行するため高級的なイメージとはなかなか結びつかない…などなどで上手くいかないんじゃないかとの意見が主流でした。

渋谷のおしゃれマックには2、3回行きました。私個人としては、いつもの品が10円20円高くても、追い出されないのならばスタバやタリーズよりもマクドのほうがまだまだ安いので、おしゃれマックへGO〜♪というのもありかなぁと思ったりするのですが、やはり長居すると追い出されるのでしょうか…??

あ、関東地域だとマクドじゃなくてマックなんですよね…私は俄然「マクド」派ですんでそこんとこよろしくお願い致します!!笑



◆輪読『ポピュラー音楽と資本主義』4章
担当:ひでちゃん、私、あべちゃん、まるちゃん、よね

レジュメの日にちが10日のままでした…訂正お願いします!!


問い:資本主義社会とブラック・ミュージックはどのような関係にあったか

答え:ブラック・ミュージックは搾取されつつも独自の発展を遂げ、資本主義に反抗してきた

「搾取されつつも独自の発展」というのは、ブラック・ミュージックは経済的・文化的に二重の搾取を受けつつも、商品化・二重性という二重の戦略で対峙した。資本主義は人種差別主義を利用しながら黒人を搾取したが、ブラック・ミュージックは搾取されつくされることなく独自の発展を遂げた。と、いうことでした。


問題提起:

①ブラック・ミュージックは本当に反資本主義的であったと言えるのか?

「そもそも本当にブラック・ミュージックが反資本主義的であったのだと筆者が主張しているのか」について指摘を受けてしまいました。読み違えていたようです…
ですので、「ブラック・ミュージックは資本主義的か反資本主義的か」について議論することになりました。結果、資本主義的であるという考えが圧倒的でしたが、前回のビデオで黒人の方が「俺達はレゲエが世界に広がってくれれば良い」と言ってるようにそもそも資本主義でもOKと考えているのでは?という意見もありました。


②人種差別への抵抗策としてブラック・ミュージックは独自の発展を遂げたと筆者は述べているが、ブラック・ミュージックは果たして人種差別の溝を埋めたのか?

むしろ「ブラック・ミュージック」として売り出すことで差別が広がったのではないかという意見や、一方でその差別によって注目されることも多いのだというお話などがありました。差別という話題性…た、確かにありますよね…。



《5限》

◆輪読『ポピュラー音楽と資本主義』5・6章
担当:あわちゃん、ひろこ、まいうー、ふっしー、えみーる

問い:音楽産業(Jポップ)は90年代以降どのように変遷してきたか?

答え:CDの登場により、誰もが音楽を聴けるようになり、ミリオンセラーが続出した。さらに、Jポップは労働だけでなく余暇にも影響力を持った。そしてデジタル化の進展は、新たな音楽の形式、聴取方法、音楽家と聴衆の関係を生みだす。

個人的には少し前まで音楽というものは改まって聞くものであった、というお話に驚きました。言われてみると確かに「リビングにレコードとソファとお父さん」というイメージはありますが、私たちの世代はもう音楽はBGMですもんねぇ…新鮮でした。


問題提起:

①「…(前略)…、Jポップは労働力の個性やコミュニケーション能力を要求する一方で、…(後略)…」(p.181後半)と著者は述べている。売れるアーティストと売れないアーティストと二極化するこの時代では、逆に人々は均質化しないのだろうか?
②Jポップは本当に資本主義の副産物であったのか?


ただ各グループの意見を述べていくだけではなく、思ったことがあったらその度に発言するなどして議論を…ということで、色々なところから意見発言が飛び出していました。
②は副産物と主産物の関係などがあやふやになってしまったこともあってか、メインの議論は①へ、そして話の流れは「多様化or画一化」の議論に!!
流行している曲はどこかしらで聞いて大抵の人が知っているから画一化している、ように見せかけてそれを選ぶか選ばないかは個人の自由であり好みは多様化している、いやいやしかし……ということでやはり答えはでません…難しいですねー…均質化、画一化、どっちもあるし、しかしどっちの傾向が強いかと問われれば、むむむ…
3年生もいつかディベートのお題として再開することになるのではないでしょうか。4年生もだけど…


日誌、以上です!!