5月13日(木) ゼミ日誌

こんにちは!

11期生の不死原です。

5月13日(木)のゼミ活動について振り返りたいと思います。


【4限】

★ 3年入ゼミレポート発表「電子書籍ビジネス」by まるち


問:成長が鈍化傾向にある日本の電子書籍市場がより発展するにはどうするべきか。

見解:より優れた読書端末の開発し、新しい流通チャンネルを開拓することで発展していく。


論証:日本の電子書籍市場の現状と問題を挙げた上で、今後の課題と可能性について考察してくれました。

〈日本の電子書籍市場の現状と問題〉

PC向け市場も携帯電話向け市場もともに成長が鈍化している。
・ PC向け電子書籍市場
  → 主流が携帯電話になったため拡大は望めない。モバイル性の欠如。
・ 携帯電話向け電子書籍市場
  → 市場拡大の余地はあるが、画面の小ささによって閲覧がしにくいという課題。

〈今後の課題と可能性〉

本に近い快適な閲覧ができる専用読書端末が米国中心に開発されている。
米国の “Kindle”や “iPad”のような専用読書端末の開発競争に日本も参入することで,電子書籍市場の発展を可能にしていけるのではないか。


僕には電子書籍の文化がないので非常に新鮮なテーマでした。
今回のまるちの発表で「3年入ゼミレポート発表」は全員終了しました!(みんなおつかれさん♪)



★ 輪読「経営革命の構造 第3章 ビッグ・ビジネスの組織革新」

プレゼンター:あべちゃん、まるち、不死原

問:アメリカにおいてビッグ・ビジネスの組織はどのように革新されたか。

答:各企業の経営戦略に従い、主に次のような組織へと革新された。
    1.垂直統合戦略に従った「集権的職能別組織」
    2. 多角化戦略に従った「分権的複数事業部制組織」

問題提起:
1.経営組織は技術以上に重要であるのか。
2.チャンドラーの「組織は戦略に従う」という命題があるが、組織が必ずしも戦略に従うとは限らないのではないだろうか。


1.については、組織の方が技術より重要だという意見が多かったのですが、技術の上での競争があってから組織の問題があるのではないかということや、ベンチャー企業の例などの先生のコメントもあり、どちらともいえない難しい問題でした。

2.についてはみんなで例はないかを考えた結果、やはり「組織は戦略に従う」だろうという意見が多くありましたが、先生から「日本の財閥や役所、GMの例も見方によっては組織があっての戦略なのではないか」というコメントをいただきました。


ブシコーのやーつに続いて2度目の輪読プレゼンでしたが、なんとかやり終えました。
今回は僕にとって難しい内容だったので、かなり苦戦しました。(実際相当テンパりました)

あべちゃん、まるちゃん、ありがとう。。。

とくにまるちゃんはこの時限ずっと戦いっぱなしでした。おつかれさんでした!



【5限】

★ ニュース・スピーチ 「辞書引き学習」by かとちる

 問:「辞書引き学習」は小学校教育有効か。

 見解:有効である。


調べた言葉のページに付箋をはる「辞書引き学習」が小学校低学年でブームになっていることについて、紙 の辞書で小学生が学ぶことのメリット(語彙力や読解力が豊かになる、学ぶ意欲が高まるetc..)とデメリッ ト(持ち運びにくい)を挙げて理由を述べてくれました。

このニュースについて、みんな自分の小学3年生の姿を思い出し、辞書を使っていたかというのを考えていました。教育において今回の「辞書引き学習」や「百マス計算」などの勉強法ブームが起こることについても話し合いました。電子辞書を使うのが当たり前になってきましたが、紙の辞書のメリットについて再認識させられました。


ちなみに僕は小学校低学年のころ辞書を使った記憶がないです。むしろ付箋というものにすら出会っていなかった気がします。

11期生最初のニュース・スピーチでしたが、トップバッターのかとちるがしっかりとやってくれました。

かとちる。さすがちる。


★ 輪読「経営革命の構造 第4章 日本型組織革命の進展 & 第5章 シリコンバレー・モデルの登場」

  プレゼンター:よね、さっしーつるとんたん

第4章
問:戦後日本の主要産業におけるビジネスモデルを生み出したのはどのような企業家の行動か。

答:1.西山弥太郎の革新的な企業行動

  2.大野耐一トヨタ生産方式

第5章
問:シリコンバレー・モデルの特徴は何か。

答:1.ベンチャー・キャピタル、ナスダック等による新興企業への支援

  2.コア・コンピタンスの蓄積

  3.失敗を許容する土壌

問題提起:
1.上下のつながりの企業間関係と、平等な企業間関係ではどちらが経営において望ましいか。
2.情報革命によってニーズは多様化したのか、あるいは画一化したのか。

1.については「上下の方が企業間関係が安定するから望ましいのではないか」という意見や、「平等な関係の方が両者にとって望ましいのではないか」、「そもそも完全に平等な企業間関係にはならないのではないか」といった意見が出ました。そこから「選択と集中」の話にまで発展し、議論が広がりました。

2.については多様化と画一化に意見は分かれ、どちらともいえない難しい展開となりました。「多様化か、画一化か」という問題はおそらくこれから何度も議論し考える機会があると思うので、しっかりみんなで話し合っていけるといいと思います。


第4、5章ということでまとめるのが大変だったと思いますが、男三人よくがんばってプレゼンしてくれました。本当におつかれさまでした!



以上が今回のゼミ活動の内容でした。

楽しかったゼミ合宿も終わって、より一層良い雰囲気でゼミ活動が行えるようになったと思います。

ディベートが終わったら、また輪読(嫌消費のやーつ)がありますが、みんなでがんばっていきましょう!!


ソフトボール大会もたのしくがんばりましょー!!

あっ、僕、肩めちゃ弱いです。。。パワプロでいうとこの “F” です。

ダイジョーブ博士になおしてもらいたい。


長くなってしまいすみませんでした。。失礼します!