ゼミ日誌10月5日 ディベートvs八代ゼミ

どーもー(*´▽`)ノ" 10期の待井です。ゼミ日誌書くの2回目!頑張ります。

今日10月5日は皆様お待ちかねの・・・八代ゼミとのディベートでした!結果はともあれ(苦笑)、以下詳細です。
   
第一試合 「医薬品の通信販売の是非」 肯定側:八代ゼミvs否定側:平野ゼミ

→2009年6月に改正薬事法が施行され、「第2類医薬品の通信販売」が規制された。一般医薬品はリスクの高い順に第1〜3類に分類されており、第2類は第1類以外で、その副作用などにより日常生活に支障を来す程度の健康被害が生ずる恐れがある医薬品。

*肯定側立論
①通信販売を制限すると、店頭での医薬品購入が困難な消費者の健康維持を妨げる。
②通信販売を制限すると、伝統薬が消失してしまう。

立論①は、薬局や薬店が10㎞以内にない地域や離島が多数あり、それらの住民には必要不可欠との内容。
立論②は、生薬や漢方薬などの伝統薬は大部分が通信販売であり、製造販売している会社も小規模な家族経営が多く、一度倒産してしまうと復活は不可能とのことでした。
あと、その他として「対面販売の安全性は確保されていない」との主張。

*否定側立論
①消費者に安全を!
②危険、悪用を減らせ!
③十分な利便性が確保されている!

立論①は、対面販売の利点と、副作用の原因薬のトップが第2類医薬品であることから、医薬品に関して知識のない消費者が危険性が高い医薬品を通信販売で容易に購入できてはいけないとの主張。
立論②は、危険な医薬品の流通や目的外利用、不正販売が後を絶たない現状から、悪用、不正に利用されやすい医薬品の通信販売は規制すべきとの内容。
立論③は、医薬品を販売している小売業態は増加していること、"置き薬"の風習もあることから主張。

反駁に対しての再反駁ができないところが多々あり・・はいっ、惨敗でした。すみません・・・何より各制限時間を守らなかったことがダメでした。反省すべき点が多いディベートになってしまいましたが、改善して次に生かしていきます!!


第二試合「成人年齢18歳への引き下げの是非」 肯定側:平野ゼミvs否定側:八代ゼミ

*肯定側立論
①若者の政治への参加機会の拡大
②18歳でも責任能力は認められている
③自分の意思で生きていくことができる

立論①は、出生数が戦後1946年と比べて現在半分以下に減少しているにも関わらず、選挙権年齢は変わらないままであることから、政治に若者の民意が反映されにくいこと、高卒労働者は税金を納めているのに政治に参加できていない、との主張。
立論②は、国内の法定年齢ですでに"18歳から"という法律がいくつかあること、海外は日本以上に18歳基準が多いことからの主張。
立論③は、法律間の矛盾的決まりから18、19歳は自分の意思で生きたくても生きられない現状、金銭収入もアルバイトで大学生から一気に増加するが、未成年の場合はそれが親権者の管理下におかれてしまうことからの主張。

*否定側立論
①飲酒・喫煙年齢の引き下げは身体により深刻な悪影響を及ぼす
少年法の適用年齢引き下げによって更生機会が奪われる
③契約年齢の引き下げにより、消費者被害が拡大し、トラブルが起きた際の救済措置が失われる

立論①は、20歳まではまだ身体が発達段階であること、飲酒・喫煙の期間・量の増大からの主張。
立論②は、少年法の目的が"更生"にあること、引き下げられれば起訴猶予処分になる可能性が高まり、社会に戻ってしまうことからの主張。
立論③は、"未成年者取消権"が悪徳業者犯罪への抑止力になっていることとその権利が消滅すれば救済できなくなること、18,19歳の契約者被害に関する知識不足などから主張。

「成人」の定義に関して意見が食い違い、進行中断となる事態もありましたが、とっても議論が活発で白熱しました!!結果は、4対1,1ドローで負けてしまいましたが先生方からも高評価をいただけました!!私個人的にも、相変わらずの"カジタニ節"が出ていて良かったと思います。笑


ディベートのルールとやり方が違って、多々焦るところはありましたが、とても良い経験になったと思います!!4年生の昨年の雪辱を全く遂げれずすみません・・・

3年生は名誉挽回、汚名返上のつもりで三田論がんばろー!!!私に嫌われないよーにねっ、せばちゃん!!!笑笑