ゼミ日誌 4/30

10期の柏原です。晴れて日差しが強いGWですね。そのせいかBBQをしていたら顔が日に焼けてヒリヒリしてます(-o-)

それではさっそく日誌を。

<4限>
●ニューススピーチ 担当 八子さん

和歌山カレー事件林被告の死刑確定のニュースから、司法のありかたについて議論が展開されました。

・松本サリン事件のように報道によって無実の人に疑いが向けられる可能性がある。

・人間が裁くのだから冤罪は不可避→死刑判決は取り返しがつかない事態を引き起こす可能性があるから反対。

・日本の司法は推定有罪であるが果たしてそれはいいのか?
などの意見が出てきました。

「死刑判決が出ても遺族は心の底からは報われないんじゃないか?」という意見には納得でした。

○輪読 「デパートを発明した夫婦」4、5章 担当 内藤、待井、渡部

問 <ボンマルシェ>はいかにして社員のやる気を引出し、永続的かつ安定的な経営を
したのか?
答 福利厚生とともに会社の利益が上がることに比例して、従業員が収入を得られる制度を導入した。

問題提起は
現代のような企業のマニュアル化が招く弊害はどうして発生するのか。
会社の創業者が第一線を退いた後は会社にどのように影響を及ぼしていくのか。と提起がされ、

マニュアルが「手段」から「目的」に変わった。
退いた後も健全な経営を会社ができるように創業者がある程度影響力を持つのでは?などの意見が出されました。

<5限>
●ニューススピーチ 担当 大内さん

ワナを使った捕獲などでいったんは減った東京のカラスが再び増加し、その対策としてワナを増やすことが決定したニュースについて次のような考えがでました。

・東京の数が減ったとしても隣県の数が増えたら意味がない

・ゴミの回収方法が問題→有料化を導入しては?

昔はカラスが一定数で存在していたのに、人間が生態系を崩した結果として増えた。という背景が他の問題の根底にもあると考えさせられました。

○先生による消費社会論の導入解説

消費社会論の論点として「消費のイニシアチブは消費者と企業側どっちにあるか?」について議論が盛り上がりました。

消費者か企業かだけでなくメディアの与える影響も考慮して考えないといけないよね。という意見も出ました。


輪読の1冊目が終わり、毎回のゼミで知識が増えるとともにそういう物の見方があるんだとハッとさせられます。ふるふるシェイクがどうやってできたかという話のように意外な視点から物事を考えたいもんです。