ゼミ日誌(1/19)

8期の中村が今回は日誌を書かせていただきます。


・ニューススピーチ 担当:私

今回は自分の卒論とも重ねて、ピンチのときに創業家の求心力は働くのか、また、

政治においては世襲はどうなのかについて語り合いました。

トヨタも豊田家にバトンタッチということでこれからどうなるのでしょうか。

あたたかく見守っていきましょう。



・輪読『マクドナルド化した社会』第10章 担当:桜井さん、佐藤くん、楠井くん

今回は10章ということでまとめの議論に近い内容でした。

問:私たちはマクドナルド化とどう付き合っていくべきか。
答え:①マクドナルド化されない制度を作り出すための試み
   ②マクドナルド化したシステムを変えようとしている集団的な努力
   ③マクドナルド化と付き合うためのもっと個人的な試み
   などが試みられている。

問題提起では自分がマクドナルド化をどのようにとらえているかなど、考えました。

また、経済合理性についての話など木曜につながりそうな議論だったでしょうか。



○卒論
・高橋さん

 外食におけるレジャー志向の変遷についてですね。外食産業のレジャーとしての役割

 についてまとめていました。食に貪欲な姿勢も存分に発揮していただきました。

・関根さん

 日本における現代アートの可能性についてです。今後、日本の現代アートを守って

 いきたいんだっ、ということがひしひしと伝わってきました。

・大二郎くん

 おなじみの松永安左エ門についてです。今回は論文に厚みを持たせるために、新たな

 境地にもチャレンジしていましたね。モンテスキューウェーバーシュムペーター

 と出てきました。まるでオールスターですね。


 今回で私は(会社の面談と健康診断のため)最後のゼミとなってしまいました。

 本当に充実した期間でした。といってもまだまだゼミでの活動はありますが。

 
 そして最後に、最近卒論に関して思ったことを書こうと思います。

 卒論もいよいよ大詰めで、毎日卒論と格闘しているところですが、いざ

 もうすぐ提出となると、なぜかさびしいというか、名残惜しいような気持ちになりま

 す。そこでふと思ったのです。「これは大切に育てた娘を嫁に出す気持ちと似ている

 のではないか」と。そのような経験はありませんが、きっとそうだと思います。

 おそらく4年生は思っていることでしょう。それだけ、愛着が出てきたということ

 なのでしょうか。

 もう時間もあまりありませんが、残りの期間、しっかり花嫁修業させて提出しましょ

 う。提出当日、先生の研究室までの道のりはきっと卒論のためのバージンロードにな

 るはずです。