ゼミ日誌(12/22)

8期の関根です。
今年最後のゼミ日誌を担当します。


◆ニューススピーチ 佐藤卓くん

アート系映画(ミニシアター系)が不振な昨今。
映画館に人を呼ぶにはどうしたらいいのか?
という話題。
90年代はアート系映画のブームがあったみたいだけど
この頃は映画館に行く人も減って、
カンヌなどの国際映画祭で賞を獲った作品ですら
買い手が付かなくて上映されないこともあるようです。

昔に比べて映画批評の影響力が弱まったんじゃないかって話は
なるほどなあと思いました。

映画は詳しくないけど大好きな私なのですが。
確かに東京国際映画祭で上映される作品の中でも、
海外での評判が高いのに日本公開予定が無い作品があるんですよね。
買い手がつかないんでしょうねえ。
そういう作品は見たくてもチケットが即売り切れちゃって。。
毎年残念な思いをしたりします。
でも映画館で観る映画っていいもんですよ。
私は家の近所に下高井戸シネマっていう最高なミニシアターがあるので
よくレイトショーを一人で見に行ってます。
DVDもいいけど、映画館はいいよ!
そしてどうせ観るなら、単純明快な娯楽映画よりも
人生にスパイスを与えてくれるようなアート系映画をおすすめします。笑
とっつきにくいイメージがあるのかもしれませんが
深く考えさせられるような小説とおんなじようなもんですよ。

ちなみに今年、私が劇場で見た中でおもしろかった映画は
邦画→人のセックスを笑うな(DVDも買った♥) 百万円と苦虫女
洋画→ぜんぶ、フィデルのせい フローズンタイム
です。おすすめー

あ なんかただの趣味の話になっちゃった。


◆輪読『マクドナルド化した社会』英子さん、大久保さん
第7章 合理性の非合理性ー「楽しげに行列している」者たちの交通渋滞ー
問:マクドナルド化のもたらす非合理性とは何か?
答:非効率性、予測不可能性、計算不可能性、制御の損失
  というような脱人間かされたシステムである。

マクドナルド化がもたらした合理的システムは、
実は非合理性も引き起こしている。
更にその非合理性はマクドナルド化による利点を圧倒している。
というおはなし。

問題提起では
マクドナルド化した社会がもたらす幻想的現実はそんなに問題なのだろうか?
非合理性はマクドナルド化による利点を本当に圧倒しているのだろうか?
という話題で話し合いました。

今の社会には幻想的現実がある程度必要なんでしょうね。
話に出てたけど、植物物語が本当は100%植物由来じゃないって私、初めて知りました
あと100%ジュースも直接果物から搾り取ったものじゃないってことも…笑


◆3年生卒論中間報告
福岡くん「スポーツのエンターテイメント化」

今日は テレビを中心としたメディアによるスポーツの見せ物化
有名選手が「シンボル」として果たす役割
についての発表でした。
スポーツのエンターテイメント化がいつごろから起こったのか、気になります。

森田くん「法律と戦後日本の消費社会」
今日は 戦後の法律と消費社会の関係、戦後の消費者法の変遷についての発表でした。
法律についてよく知らない私は、法学の授業のようでとっても勉強になりました◎笑
法律制定から消費社会が形成される過程をどう論じて行くのか今後に期待です。

今日で一通り、3年生の卒論中間報告(2回目)が終わりました。
私たち4年生は彼らの今後の発表をもう聞けないんですねーー
そう思うと切ない。


◆AFTER 6
8期生は去年から恒例?の 年末鍋party@ますい家 を開催しました。
みんなでスーパーに行って食材買って、まったり鍋して…
ほんと仲よしですよね。みんな愛してます。
仲良しすぎて色々問題のある写真が撮れてしまいましたが
あまりに酷いのは内輪でも公開を自粛しようとおもいます。笑
ますい家のみなさん、本当にありがとうございました!


先生、ゼミのみなさん。今年もとってもお世話になりました。
来年もよろしくお願いします。ゼミもあと少しだねーー…
ってことで。ごきげんよう