ゼミ日誌(6月5日)

9期の森田です。特技は日記を貯めて書くことです。
うそです。きっと脳みそが溶けていたんだと思います。

ということで今週の平野ゼミ日誌は2回分僕が書きます。2日のも本日中に書きます。
なんかもうドジっ子って事で皆さん勘弁してください。

5日

・4限ニューススピーチ

木村君が絶対評価制度の是非について。

よく考えてみれば大学も絶対評価制度なんですよね。小学生時分こそ「絶対に」評価してくれる制度だと思っていた僕は現実とのギャップに今苦悶しています。

評価の基準をどう設けるか、そもそも基準なんてあるのか?という議論でした。

瀧澤さんの言うとおり美術なんて評価する術がないはずなんですが。なぜ定期テストに「美術」があったのでしょうか。


・【輪読】そもそも株式会社とは 5・6章

発表者は楠井君・深作さん・佐藤君。

本も終盤となり、筆者のまとめへと入っていきます。

株主主権の意義、その批判を元に、筆者は株主主権主義の企業統治を是として話をまとめていきます。最後に述べられていた敵対的買収の話は皆さんもお馴染みでした。

そして問題提起。

1.外国人投資家は会社特殊的人的資本の重要性を本当に評価しているのか?

⇒どこまで内部情報を見据えて投資しているのか。特に海外に関してはそういった情報への「千里眼」は機能しうる可能性は極端に少なくなるような気もします。

2.買収において優先されるべきは、「経済的合理性」か「会社の文化」か?

⇒そもそも買収とは誰にとってのものなんでしょうか。会社の文化はどこまで保護されるべきか?ちなみに例のタイ人はたまに自分の実家に来ます。


・5限 ニューススピーチ

私森田が少子化について。どういった対策をすればいいかですね。

時間も押していたので深くは語れませんでしたが、盛り上がったので良かったです。

少子化自体は悪くないという意見もあるんですね。

・【輪読】リーディングス日本の企業システム より

○長期的コミットメントの社会(ロナルド・ドーア):中尾さん、蒋池さん

企業統治と競争力(加護野忠男):上原さん瀧澤さん林さん

テーマがテーマだけに問題提起内容が被り気味という珍しい事態に。

前者は長期的コミットメントから日本モデルの経済制度(企業)の特徴を解き明かしていく内容で、後者は長期的コミットメントが日本風土に合致しているからこそ、従業員持ち株制度を充実させるべきだという提言を述べるという論文です。

前者より⇒「日本型経済システム」のうまくいかなくなった原因とは?
後者より⇒現代日本において、すべての産業に長期的コミットメントは適合するのか?

という問題提起が出されました。

ここで世界に名だたる大二郎スタンダードが生まれるわけですが、それはとりあえず。

先生が具体例としてあげたトヨタ季節工ですとか、今問題になっている派遣業について、短期のコミットメントが多数派になってきているのは間違いないようです。

ただそれがどこまで適合されるのか?今度のディベートの中心となりそうな所でもありました。


ということで現在朝4時半。ソフトボールに備えて一旦就寝いたします。