ゼミ日誌(6月2日)

時間を歪めて、2日のゼミについて過去から書いています。9期森田です。

・4限ニューススピーチ

後部座席のシートベルト義務化について。
ニュースでもやっていました、6月現在は高速のみで違反とするようです。
10月〜11月より一般道でも違反を取るようです。運転していなくても注意ですね。

話は発展して車の構造やシステムの話へ。
自動運転システムでの事故発生時はどのような責任の所在になるのかという議論となりました。

・【輪読】そもそも株式会社とは 2・3章

発表は岡部とわたし森田でした。

戦後日本の企業経営について、その意義と特徴をまとめ、その評価を述べていきます。
これもまた11日のディベートに大きく関わってくるテーマです。

そして問題提起は

1.日本の企業は株主の支配から本当に自由だったのか?
⇒株主の「身内」としてのプレッシャー(株価の最大化など)があったのではないか?というのが僕らの見解でした。
ユーゴスラビアでの自主管理社会主義の例などと共に、日本型経営について論議していきました。

2.フリー・キャッシュ・フローの増加要因は終身雇用制であったのか?
⇒ちょっと分かりにくいテーマだったかもしれません・・・考えた本人が言うのもアレですが。
バブルの頃、投資は絶対的な是だったことを考えれば、社員から文句は出にくかったと考えるのが自然かもしれません。


・5限ニューススピーチ
四川大地震への日本よりの医療チーム派遣について。
自衛隊機ではなく、中国民の反感を考えて民間機にしたというニュースからです。

今日の中国で、反日感情はどうなっているのかという話でした。
民間機の方が、実は自衛隊機より性能がいいというへぇ〜(古い)な事実も。
ちなみに皆さんは中国野菜って買ってますか?なんとなく敬遠しがちかとも思いますが。

・【輪読】そもそも株式会社とは 4章

発表は木村君と福岡君。

従業員主権論とその問題点について、筆者が切り込んでいく章です。
伊丹敬三さんの「従業員主権型企業統治論」の説明と問題点について話が進んでいきます。

そして問題提起は

1.株式投資家と従業員のコミットメントではどちらが長いといえるか?それは比べられるのか?
⇒筆者は前者が「視野の長さで測ればかなり長い」と述べていますが・・・
全体の意見ではやはり後者に分があるのでは?との意見が多かったですね。
投資家の企業の将来を見通す「千里眼」はどこまで信用できるのか、という議論となりました。

2.筆者は、従業員が主権者になるためには金を出し合って株式を取得しなければならないと述べているが本当にそうか?
⇒筆者は、従業員主権型企業の成立にはコア従業員による株式取得が必須だとしています。
ただしそれならば株式会社である必要はないはず、という根源的な疑問にたどり着きます。
正に「そもそも株式会社とは」ですね。

というわけで来週はディベートで、6月5日まで輪読してきた内容を議論していきます。
ソフトボール早くやりたいなあ・・・