6月25日 ゼミ日誌

こんにちは、21期の多田光伯です。雨続きの天気もあり、家の外に出ない日が多く、運動不足を痛感しています。家の中でストレッチするためのマットが欲しい今日この頃です。

さて、6月25日のゼミではニューススピーチに加え、21期の1回目の三田論中間報告が行われました。

 

◆NS【今後も企業はWeb面接を続けていくべきか】

〈YES〉

・手間やコストを削減できる

・対象を広げられる

接触の機会が減り、感染のリスクを減らせる

 

〈NO〉

・学生にWeb環境の差が出てしまう

・人の本質を読みづらい

 

問題提起は企業側の観点でしたが、「本社の雰囲気や働き方がわからないのは学生側にとってもマイナスである」とか、「実際に受けてみてWeb面接は移動時間がない分多く申し込める」など、様々な観点から議論が行われました。

今年や来年移行の就職活動に関わってくる内容なのでこれからも関心を持って見ていきたいと思いました。

 

◆三田論中間報告

仮テーマとして2つ挙げ、それぞれについて発表しました。

①子供向けコンテンツの大衆化

なぜ現在は子供向けコンテンツを大人も消費するようになったのか、反対に少年誌で残酷な描写などがある作品も子供に人気が出ているのはなぜか、という問いに対し、

⒈社会的変化(オタクのサブカルチャーからポップカルチャー化、残酷な描写の受け入れ) ⒉子供向けとしての売り上げの衰退

の2つの仮説を提示しました。

フィードバックとしては、

・問いに関して、本当に大人も見るようになっているのか?昔に比べて表現が過激になっているのか?

・子供向けの定義がはっきりしていない

・インターネットなどの技術発展も考えられるのでは?

などの指摘をいただきました。

 

②オタク的消費

オタク的消費が拡大した理由は何か、という問いに対して

かつては物語消費のみであったオタク的消費にデータベース消費もが現われるようになり、オタク市場が拡大した

という仮説を提示しました。

フィードバックとしては

・物語消費とデータベース消費の区別が分かりづらい

・問いや仮説ののオリジナリティはどこか

などの指摘をいただきました。

 

また2つのテーマに共通する点として、サブカルチャーの先行研究を読み込んでサブカルチャーの全体像や研究手法を理解した方がいい、というフィードバックをいただきました。先輩方や教授のご指摘を踏まえつつ、次回の発表に向けてテーマについて考察を行なっていきたいと思います。

 

本日の日誌は以上になります。最後まで読んでくださってありがとうございました。

21期 多田