5月25日 ゼミ日誌

こんにちは!20期の北村です。

ゼミ日誌は久しぶりになってしまいましたが、ゼミ活動は4月下旬からオンラインで行っていました。

 

5月25日のゼミでは、NS1本を扱った後に、平野先生に「商学部のあゆみ」のレクチャーしていただきました。

 

NS

リモートワークを永続的に認めるべきか

○Yes側

・実際に4月の自殺者が減少しているというデータがある

・通勤のストレスが減る

・育児や介護と仕事が両立しやすくなる

○No側

・リモートでは活発な議論ができなくなる

・リモートワークできる業種が限られているため、業種間の格差が広がる

 

実際に、日本経済新聞が在宅勤務を行った1400人を対象に行ったアンケートでは、74.8%の人が「在宅勤務を続けたい」と答えたようです。ゼミの議論を通じて、様々な働き方を個人が選択できる社会になっていくことが望ましいのではないかと感じました。

 

また、大学の講義もオンライン授業を継続してほしいという意見がゼミ員の中では多数派でした。

実際に私も、通学ストレスの大きさや、オンライン授業の方が集中できることを実感しており、今後もオンライン授業が続いてほしいと願っています。。

 

◇「商学部のあゆみ」

平野先生から、慶應義塾大学商学部の歴史について、クイズも交えながらレクチャーをしていただきました。

 

慶應商学部は1957年に設置された比較的新しい学部だと知られていますが、1890年に慶應義塾に設置された理財科が現在の商学部の前身といえるそうです。

1920年大学令による大学として新発足した際に、理財科は経済学部になり、経済学部の選択科目の中に商学系は含まれていました。

そして、1935年には経済学部で経営学部(商学部)分割問題が起こりますが、反対派も多く存在し、当時は分割されることはありませんでした。

戦後、建物の復旧などで大学が経済的に困窮していたことから、財政改善を主な目的として、1957年に商学部が遂に創設されたそうです。

 

商学部創設の大きな目的が財政改善だったことに驚きました。

また、商学部が正式に創設される前から様々な歴史があったことはとても興味深かったです。

 

そして最後に、慶應商学部はアカデミックな教育の場であり続けるか、プラグマティックな教育の場に変わっていくかべきかについてゼミ員で議論しました。

・プラグマティックを重視すれば、専門学校のようになり大学の意義がなくなる

・実践スキルの前にまずは知識を身に着けることが重要である

・すぐに使える実践スキルはすぐに使えなくなる

等の理由からアカデミックな教育の場であり続けることを支持するゼミ員が多かったです。

 

以上です。最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

P.S.

今更ですが、21期のみんなが入ってきてくれてとても嬉しいです。

今年度も平野先生、20・21期全員で楽しいゼミ活動にしていければと思っています!

1年間よろしくお願いします。