こんばんは!

19期の高橋です。

 

7月18日のゼミでは19期の5人が卒論の中間報告をしました。

今回は各々が卒論の中で立てた「問」と、それに対する「仮説」を紹介していきます。

 

① 平田さん

テーマ カフェ

問:人々が(チェーン形態の)カフェ空間に求める性質は何か

仮説:画一性の持つ安心感+立地環境との親和性+自由な時間の使い方の許容

 

② 山本さん

テーマ 女子力

問:女子力とはどのような意味か

仮説:「『古典的なヘテロセクシュアルな要素』を持つジェンダー規範」という意味を支持する

 

③ 伊大知さん

テーマ 若者の消費行動の変遷

問:近年、SNSでの趣味投稿によって満たしている若者の差異化欲求は、昔よりも強まっているのか、あるいは一定なのか

仮説:「モノ消費からコト消費」等、消費形態に変化はあるが、本質的な差異化欲求は変わらない。ただ、承認が定性(直接的なコミュニケーション)から定量(いいね!等)へ変化し、それが表出されやすくなった。

 

④ 落合さん

テーマ 映画祭から見るエンタメ産業の日韓の国策の違い

問:東京国際映画祭は後発の釜山国際映画祭にどのような部分で引けを取っているのか

仮説:上映作品に多様性がない。エンタメ産業(音楽やアニメ)に力を入れて「日本」を推しだすあまり肝心な「映画」というコンテンツに対しておざなりになっている。

 

⑤ 葛さん

テーマ 日中教育の比較

問:日中間の教育の違いが形成された要因

仮説:①教育政策、社会背景 ②歴史伝統文化、国民性 ③経済成長

 

5人とも前回の報告からあまり期間が空いていないにも関わらず、論証方針が非常にブラッシュアップされていて、次回発表組は焦らされましたね(笑)次の卒論中間報告は夏休み明けということで、各自研究がどこまで進んでいるか楽しみです!