11月10日 ゼミ日誌

お久しぶりです、17期の星野です。
しばらく更新が滞ってしまいました。申し訳ありません、、、、
この間に慶應の一大イベント、三田祭が終わってしまいましたね。
私たちの発表を見てくださった方はどれくらいいるでしょうか???
一般のお客様、OBの方々、2年生達と様々な方がブースに来訪してくださいました。本当にありがとうございました!!!!!

さて、話は戻り、11/10のゼミに戻ります。
今回のゼミは一番初めに私達3年生の三田論最終報告がありました。
最後に先輩方から暖かい言葉を頂いた私達はやる気がギンギン漲り、無事に問題なく三田論の執筆を終えることが出来ました。
5ヶ月にも渡る作業が終わった瞬間はとても感慨深かったです。
ただ改善点も勿論あったので、来年の三田論係にしっかりと引き継ぎたいですね。

さて、次は4年生方の卒論中間報告です。

卒論中間報告 (1) 担当:池浦
テーマ
戦後のバラエティー番組に含まれるユーモアの変化とその要因
問い
戦後日本のバラエティー番組に含まれるユーモアはどのように変化し、人々はどのように変容していったか。またその要因は何か。
仮説
1970年代なら1990年台前半まではコント番組やクイズ番組など、視聴者にどこが面白いかがわかりやすい予定調和な番組が多かった。しかし1990年台後半以降は、人々のコミュニティの小規模多様化に伴い、トーク番組をはじめとしたわかる人にはわかる予定不調和な笑いを追求する番組が増えた。そして現在では、予定不調和な方向性をとったが故の視聴者のクレームなどにより、バラエティーの可能性が減少し、かつてのようなテレビの優位性はなくなりつつある。

トーク番組も面白いですが、エンタの神様みたいな毎週漫才を行う番組がほとんど消えてしまっている現状は残念です。

卒論中間報告 (2)担当:宍戸
テーマ
メディアによって語られる「谷中」と観光のオーセンティシティ論への考察
問い
戦後、台東区谷中地区はメディアによってどのように語られてきたか。その際、実存的オーセンティシティ(ノスタルジア)の喚起は見られるか。
仮説
・戦後〜1970年にかけては町全体で語られることはなく、寺と墓地に関する記事が多い。その一方寺町情緒という言葉も見られ実存的オーセンティシティの喚起はわずかながら見られる。
・1970年〜2000年にかけてはそれらに加え、下町情緒、職人、江戸情緒、といった内容の記事が多く登場し、ふるきよき生活の場に対する実存的オーセンティシティが喚起されている。
・2000年〜現在にはさらに、昭和の面影を残る場として語られ、より広い対象(喫茶店、古民家、猫)への実存的オーセンティシティの喚起が見られる。

知らぬ間に実存的オーセンティシティの喚起装置となっている猫になんだか同情します。


さて、三田祭も終わり今度はは3年生が卒論の中間発表を行っている時期です。同期がどんなテーマを発表するのかとてもワクワクしますが、まずは自分のテーマをなんとかしなくては、、、、
それではこれにて失礼します。