6月23日 ゼミ日誌

17期の星野です、かなり遅れてしまいました、申し訳ございません

さて、6/23のNSですが、本日は時間の都合上一つのみ行われました

【問題提起】
インターネットを使った養子縁組を認めていくべきか?

≪認めていくべき≫
・効率よく養親or養子をみつけることができる
・中絶や虐待にあう子どもをより減らせる


≪認めていくべきでない≫
・養父母の人柄、意志の確認など縁組に時間をかける必要がある
・審査がゆるくなり受け入れ後の虐待やネグレクトが発生する可能性がある

インターネットを使った養子縁組を認めるかという議論からそもそも養子縁組を認めるべきかという議論にまで発展しました
個人的にはインターネットを使うことで養親のマッチングがしやすいという点は孤児を減らすという面でかなり有効的になるのではないかと思い、賛成でした
反対意見としては審査がゆるくなるということが主に挙げられました
養親の減少により児童養護施設という対策が取られてはいますが、やはり親の愛情は必要だと思うので、今後養親を増やすにはどうすれば良いか、より議論していきたいところですね

続いては輪読です、輪読書は『おのぞみはコーヒーですか?』の第7章「やましさ抜きのグローバリゼーション」とおわりにの部分でした

問い
世界の格差拡大が進むことを受けて、倫理的消費へのニーズが生まれた。それに対して、スターバックスはどのような供給を行ったのか?
答え
善意な企業と見せかけて、消費者へ「尊敬」と「連座制無罪」を提供した
問題提起
消費は筆者の述べるように、希望や夢を叶える解決策にはなりえないのか
意見
消費を通して希望や夢を叶える場合があることは確かではあるが、それ自体に希望や夢を叶えることはない
反対意見
消費というものは人の欲望から生まれるものであり、消費をしたという行為自体が希望や夢を叶えるということである。つまり消費の対象となるものを得る瞬間にその欲望は満たされるため解決策になり得る。

今回でこの輪読本は終了となります。僕は普段スターバックスを訪れないので、ここまでスターバックスが戦略を打ち立て、消費者を翻弄していたとは思いませんでした。今後のスターバックスの事業展開に訝しげな目で見てしまいますね笑

最後になりますが、この日は僕たち3年生が三田論のテーマを3つ先輩、先生方に紹介する日でもありました。結果としては、、、ボロボロとでもいったところでしょうか、如何に僕たちがそれぞれのテーマについて浅い考えを持っていたのかが浮き彫りになってしまいました。三田論まであと5ヶ月程度でしょうか、後輩、OB方に見せても恥じない内容にするために、今一度スタートラインに立ち、考えていきたいと思います。