6月9日 ゼミ日誌

遅くなってしまい申し訳ありません。17期の三枝です。
6月9日、ゼミ日誌でございます。

【NS.1】「政府は学校の部活動に休養日を設けるべきか。」(永見)
賛成
・教師の長時間労働による負担を軽減できる。
・部活による生活リズムの乱れや、学業への悪影響が少なくなる。
・1997年に示されていた適切な活動量から、現在の活動量は増加傾向にある。
反対
・部活動に教育的意義を見出す考えはいまだ健在である。
・すべての学校に浸透する可能性や、完全に実行できる可能性は低い。
・学校や教員、生徒の自主性の消失に繋がる。
・教育の標準化に繋がる。

自らの中高時代の経験に即した意見が多い印象でしたが、部活とクラブチームといった国際的な比較や現状の教員志望者数の減少なども意見として挙がっていました。

【NS.2】「刑の一部執行猶予制度を導入すべきだったのか。」(福西)
賛成
・再犯防止に繋がる。
・犯罪者の社会復帰に繋がる。
反対
・犯罪者に対する保護環境が整っていない。
・適用対象が不明確。

特に薬物犯罪の再犯率の高さが焦点となっていました。


【輪読】第3章「サードプレイスもどき」(担当:宍戸さん、秋田、田中)
問い:スタバはなぜ「サードプレイスもどき」なのか?
答え:予測可能性や安心を求めすぎたため、本来サードプレイスにあるべき見知らぬ他者との会話や議論、つながりがほとんどなく、公共性も失われているから。またそれらを店も顧客もあまり望んでないから。

問題提起:スタバはサードプレイスの機能を求める必要があるか?
意見:全体としてサードプレイス的な機能は欲していないという意見が大半でした。実際に自らがスタバに行くときは、会話は必要としておらず自分だけの時間を作りたいなどの目的をもっているといった理由が挙げられました。一方で、スポーツバーなどでは一つの試合を媒介して見知らぬ人と会話をするようなシーンもあったり、『第四の消費』(三浦)で扱ったシェア型のビジネスが興っていることも、反証のような形で挙げられました。


余談ですが、先日バイト先のタリーズコーヒーにて、お客様から真顔で「スターバックスラテください。」と言われました。スタバってすごいなぁと感じる日々です。