5月22日 ゼミ日誌

こんにちは!平野ゼミ15期の諸星映奈です!

5月22日のゼミ活動は普段とは少し異なり、4限に「赤ちゃん先生クラス」、5限は4年生の卒業論文発表でした。


≪4限≫ 「赤ちゃん先生クラス」 (主催者:NPO法人ママの働き方応援隊)


主催者団体に所属されている平野ゼミ6期の方を通じて、今回このような機会を得ることが出来ました。この授業は「赤ちゃん先生プロジェクト」に即したもので、今回は出産・育児・キャリアについて考えるものでした。

※「赤ちゃん先生プロジェクト」:
  
赤ちゃんの持つ3つのチカラ(心のフィルターを外すチカラ、人としての感情を動かすチカラ、未来への希望を生み出すチカラ)を活かして、“無縁社会”といわれる日本の様々な社会問題を解決していこうという取り組み(企画書より一部抜粋)
(赤ちゃんが「赤ちゃん先生」、母親が「ママ講師」となっています。)


【開催趣旨・目的】
母親との対話や赤ちゃんとの触れ合いを通じて、キャリアや人生の中での出産・育児について考える

【主な内容】
ママ講師自身の経験に基づくお話
学生とママ講師の対話
赤ちゃん先生との触れ合い
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ママ講師からは、個人の体験談や仕事と育児のバランスについてのお話など、様々なことをお聴きすることが出来ました。出産経験や育児休暇、職場への復帰、パートナーとの関係など・・育児と仕事に関してあまりイメージの無い私たち学生にとって、ママ講師から直接お話を聴けたことは、貴重な機会であったと思います。
また、いつも以上に柔らかな表情をしている先生や、終始和やかな雰囲気であった教室・・・赤ちゃんの持つチカラというものも、感じ取れたのではないかと思います。



≪5限≫ 4年生の卒業論文発表


*石川さん「ハリウッドミュージカル映画の盛衰とその要因」

問い:ハリウッドミュージカル映画の盛衰要因とは?

仮説:映画の有声化に伴い誕生し、親しみやすさと夢の世界へのニーズから映画の一大ジャンルへと成長する。次第に芸術性と時代に即した物語性を帯びていったが、1950年代後半からテレビの台頭やビジネス重視への移行で芸術性が薄れていく。さらに、1960~1970年代になるとヴェトナム戦争によるアメリカ社会への不信感が募り、「清潔イデオロギー」が国民の間に受け入れられなくなったため衰退した。



*長堀さん「日本企業の経営体系から見る企業スポーツの変遷」

問い:日本の企業スポーツは、企業の経営体系とどのように結びつきながら変遷してきたのか。また、その変遷の社会的背景はなにか。

仮説:企業スポーツは日本的経営の特徴を反映する形で誕生し、その人気は高まっていった。しかし、日本的経営の終焉とともに企業スポーツの休廃部数は増加し、衰退した。だが、近年日本的経営とは違った形で「CSR」への関心が高まり、CSRに基づく「社会貢献」としての役割が期待され、企業スポーツは再興隆した。
また、その変遷の背景として消費社会の変遷があると考える。企業スポーツの誕生・興隆は第二の消費社会、衰退は第三の消費社会、再興隆は第四の消費社会に当てはめることが出来る。


本当にさまざまなテーマがあるなと感じます。
スポーツというテーマでも、それぞれ違いがあって興味深いですね!


報告は以上です!
次の担当はみちこです(^^)よろしく♪