11月14日 ゼミ日誌

おはようございます、13期の山田直人です。
更新遅くなってすいません。
最後の三田祭が終わってしまいました。月日が流れるのは早いものですね。
中西のライブかっこよかったです。バンドとかやってみたかったなぁ…
では、2週間前のゼミについてですが、書いていきたいと思います。
この日は輪読と三田論最終報告でした。


◆4限
NS「ファストリ、『税抜き』中心に価格表示。消費増税後の方針」2013年10月10日 日本経済新聞
担当:平塚准貴
問題提起:企業は価格表示を税込にすべきか。税抜きにすべきか。
税込
・消費者が慣れているので混乱を防げる
・税負担の実感を減らせる
税抜き
・「割安感」により購買意欲が増加
・次回の増税時でも表示変更をする必要がなくコスト削減になる
やはり消費者の視点が多く出されました。消費税は納税意識が薄いことが問題になっているという話にも触れました。

輪読『消費者会の神話と構造』 第二部 Ⅰ消費の理論
担当:石川、石塚、深澤、山田直
問い:消費の社会的論理とは何か。また、それはどのように働くか。
答え:自分と他者とを区別する記号としてモノを生産し操作すること。それは、社会構造が生み出した不平等(社会的差異)を顕在化させる。さらに、社会構造は自己維持の必要性から成長を生産・再生産する。
問題提起:「消費の全領域を貫いているのも、差別をもたらす用具の『上から下への』更新というこの法則(P.70)」とあるが、現代日本社会においてもこれはあてはまるか。

自分が担当だったのですが、非常に難解な内容でレジュメの文字が多く拙いプレゼンになってしまい申し訳ありませんでした…。社会学の知識が足りなかったと感じました。今後もっと難しくなっていくようなので、頑張っていきたいですね。

◆5限
NS「『5年後に減反廃止』自民了承。農政改革が始動」2013年11月6日 日本経済新聞
担当:松村克哉
問題提起:コメの生産調整(減反政策)を廃止すべきか。
廃止すべき
・日本産のコメが価格的に高い国際競争力を得られる
補助金が節約できる
・意欲的な農家が育成される
・コメだけに極端な保護が行われるのはおかしい
廃止すべきでない
・価格の下落で中小零細農家が圧迫される
・過剰な在庫米が発生する
・コメの価格が乱高下して市場が混乱する
・日本人の需要は満たしている
海外の農家との企業規模から自由競争は難しく、保護は日本以外でも行われている。しかし、今の保護政策には問題もあるという話もありました。

三田論最終報告「ハッチ・チャクチ・ダッチ! 脱地化する観光」
担当:14期
問い:日本における観光は、実態としてどのような変容を遂げ、現在に至るのか。またそれは、消費といかに関係してきたのか。
仮説:日本における観光は、マスツーリズム・ニューツーリズムの時代を経て現在、次世代ツーリズムの時代を新たに迎えている。その変容は、発地型・着地型を経て脱地型の観光へと至る、一連の流れとして俯瞰できる。そしてそれらは、その時代において特徴的な消費者行動を、それぞれ反映している。すなわち発地型・着地型・脱地型の観光はそれぞれ、みんな消費・わたし消費・わたしたち消費という消費の動向から影響を受け、営まれてきた。
3年生は三田論、長い間、本当にお疲れさまでした!
大変だったと思うけど、自分の力にも、一生の思い出にもなると思います。
展示も見にいきましたが、見やすくて分かりやすかったです。
冊子の表紙にもなった絵は確かに脱地感がありました!笑
三田論終わって一息つく…とはいかず、卒論中間報告と就活がんばって!笑


ゼミ日誌は以上です。
今日は2週間ぶりにゼミなんですが、普段は週2回も行っているゼミが2週間ぶりだと何だか緊張しますね…みんなとスムーズに絡めるかな。。。
次の日誌担当は明男です。
地方に行く前に飲みに行こうね!笑