12月20日 ゼミ日誌

お疲れ様です!13期の政木です。

今日のゼミは13期4.5人分?の卒論発表でした。
それでは順番に振り返っていきます!

◆けいたくん
〈「子ども」から見る家族形態の変遷〉
問い:何故、近代家族は1980年代後半から大きく変貌を遂げることとなったのか。
仮説:女性の社会進出・個性化・経済の停滞等によって近代家族は消え、家族の形態は多様化した。

◆政木
QCサークル
問い:QCサークルが企業側・労働者側に果たす役割はどのように変化を遂げ、現在どうなっているか。また、その要因は何か。
仮説:QCサークルは、企業にとっては人的資源の教育・訓練ツール、労働者にとっては自己実現ツールであったため、活発な活動がなされていた。しかし現在では、QCサークルが解決していた問題の多くが個々人レベルで対処すべき問題として認識されており、企業は自力で問題に対処できる人材を求めるようになった。また、労働者は仕事以外において自己実現を図れるようになったため、QCサークルは衰退傾向にある。

◆くるみちゃん
資生堂CMからみる理想の女性像の変遷〉
問い:資生堂CMから見る理想の女性像の変遷はどのようなものか。またその背景とは。
仮説:戦後、欧米の女性を理想としていたが、1960年代には強く自信に溢れた女性像へと変化した。1970年代には、日本人特有の美しさを持つ女性像が生まれた。1980〜90年代には、社会に出て働く自立した女性像が求められ、2000年代には、仕事もプライベートも充実させる等身大でありのままの女性像が理想とされた。その背景には、高度経済成長期の「男性を支える女性」から、社会に出て働くことへの社会的変化がある。

◆さりちゃん
〈病院施設の変遷〉
問い:戦後日本において、(赤十字病院の)病院施設はどのような変遷を果たしたのか。また、その背景とは。
仮説:戦後、GHQの指導の下、医療制度・施設の整備が行われたが、質よりも量を重視した非常に簡素なものであった。また、感染症の流行のため、病院には、患者の隔離のための収容所的性格・社会統制の機能が求められた。しかし、医療技術の発達・経済成長を経て、疾病構造が感染症(急性疾患)から、生活習慣病(慢性疾患)へ変化し、また、生活環境の改善から平均寿命が延びたことにより、長期入院が主体となり、病院には、療養の場としての性格が求められるようになった。

◆りょうたくん
〈オーディオ製品にみられる非合理的消費〉
18時になってしまい、続きは次回になりました(>_<)

以上が20日のゼミ活動の報告です。


そして!!!
このゼミ日誌上で前回から始まった流れに乗り、少しだけ2年生に向けたコメントを書いてみようと思います。誰でも見ることができるこういった場で書くのはちょっと恥ずかしい気もしますが、頑張ってみます!笑


平野ゼミには本ゼミ・サブゼミの区別がなく、週2回(4コマ分)のゼミ活動があります。他のゼミ活動を体験したことがないから比べていいのかわからないけど、おそらく忙しいゼミの部類に入るのではと勝手に思っています。

でも、週2回のゼミ活動、とっても楽しいです!ほんとです!!今まで、輪読やディベート、三田論の準備などでそれ以上会うときもありましたが、同期や先輩方と過ごしていると本当にあっと言う間に時間が過ぎてしまいます。

三田論でつまずいたときや、輪読本が難しくてわからないとき、ディベートで混乱しているときなどは、先輩方や同期のみんなが助けてくれて、「自分は本当にゼミ員に恵まれているな」って感じます。

また、大学に入ってから、一人ひとりの生徒と向き合って下さる先生の下、少人数のメンバーと同じ目標に向かって学ぶ機会ってあまりなかったから(私がそういう授業を避けてきただけかもしれないけど…)、ゼミ活動は私にとってかなり新鮮であり、刺激をもらう場になっている気がします。


長くなっちゃって申し訳ないのですが、何が言いたいのかというと…
「三田での生活で、ゼミってかなり重要だと思う」っていうことです。だから、残りの時間で自分に合ったゼミを探してほしいなって思います!そして、それが平野ゼミであったらかなり嬉しいです(*^^*)


そして、これは「もう平野ゼミに決めてるよー!!」っていう子向けのアドバイスですが、ゼミ試では「なぜ平野ゼミでないといけないのか」ということを自分の言葉で伝えられるといいんじゃないかなって思います!


仮登録までまだまだ時間もあるし、ゼミ説も残ってるから、じっくり考えてゼミ選びしてもらえると嬉しいです!


以上です。
長くなっちゃってすみません(>_<)

次の今年最後のゼミ日誌を担当するのは松村です!