11月15日 ゼミ日誌

こんにちは。13期の岩見です。
最近はゼミ説や三田論の集まりなど、ゼミのみんなでいることが多く、私の場合はやはり三田での生活はゼミ中心であると実感しています。また、ゼミ説で2年生の様子を見ていて、去年の自分を思い出していました!


では、昨日のゼミの活動に入ります。
4限
○<ニューススピーチ>
担当:さきこちゃん
記事:母親・子供が一緒「親子留学」語学力や国際感覚、幼いころから(2012/11/7)
問題提起:小学校程度の頃に親子留学をする必要があるか
見解:する必要はない
する必要はないという意見として、
・日本語が定着していないときに留学しても混乱するだけ
・兄弟がいる場合は、母親の負担になる
する必要があるという意見としては、
・チャンスがあれば行くべきだし、親も一緒なので安心である
・子供の将来の選択肢が広がる
という意見が出ました。
この議論を通して、例として中国と日本の留学に対するバックアップ体制の違いについて教えていただいたので、海外の、留学に対する制度の充実さを比較するのも面白いと思いました。

○『都市と消費とディズニーの夢』のまとめの議論
まとめの議論では、
・ショッピングモールに対して、ポジティブに捉えられるか否か
ということを中心に話し合っていきました。

筆者は本の中でショッピングモールを肯定的に捉えていましたが、みんなの意見を聞くと、肯定的と否定的でだいたい半数にわかれていたと思います。
肯定側の意見としては、
・ショッピングモールでは人とのつながりは生まれないけど、あったら便利だから
・個人の店もいずれは大規模経営者と繋がって、ショッピングモールになるのではないか
否定側の意見としては、
・ショッピングモールのテナントの中でもつぶれるものがあるから、効率のいいものではない
・ショッピングモールをつくる際に、元々いた地域の人を追い出すのは、コミュニティの破壊である
・ショッピングモール内の店はチェーン店が主なので、その地域の地域性が失われる
という意見がありました。

議論の中で、そもそもショッピングモーライゼーションの定義が曖昧であるので、広い意味で捉えるべきか、狭い意味で捉えるべきか、考えにくいという意見もありました。

また、速水さんと古市さんの「ショッピングモール化する社会と世界」の対談記事を読んで、ダークツーリズムについての話し合いもできて面白かったです。
先生がおっしゃっていたように、ダークツーリズムを導入して当時の悲惨な出来事を追体験できる仕組みにすると、元々の文脈が失われ、当時のことを伝えられない可能性も考えられるということで、ダークツーリズムに関しては肯定的に受け止めるかどうか、議論のわかれる問題であると思いました。

5限
○三田論最終報告
問い:日本のホテルにおける合理化はどのように進展してきたか。
答え:明治期に誕生したホテルは日本人にとって未知なものであり、非効率的なもの、つまり魔術的なものであった。1960年頃から、ホテルは消費者に身近なものとなり、マクドナルド化という形で合理化、つまり脱魔術化していった。しかし、1980年代に入ると、従来のマクドナルド化とは性質の異なる合理化も現れた。そして、現在に至るまでこれらの合理化が併存している。

今までの数回の中間報告を経て、最終報告も終了しました。
5限後は、先生、星野さん、先輩方からいただいた指摘やアドバイスを参考に、3年で執筆の仕上げをしました。
これからは模造紙を作成したり、発表の練習をしたりと次の段階に進んでいきます。
三田祭はもう来週なのですね!

○ニューススピーチ
担当:えってぃ
記事:土曜授業:5小学校で先行実施 大阪市教委(毎日新聞、2012/11/9)
問題提起:公立小・中学校は同曜日授業を再開すべきか
見解:再開すべき
再開すべきという意見としては、
・学校での時間は大切であるから、学力の向上が期待できる
・土曜日ならではの授業が行える

再開すべきでないという意見としては、
・家族で過ごす時間が減る
・土日に休む分、平日しっかり勉強すれば問題ない
という意見が出ました。
先生からは、各家庭に合わせた時間の使い方が理想ではあるが、土日の時間の使い方によっては家庭によって子供を塾に通わせたり、放任型だったりと、格差が表れることもあるということをご指摘いただきました。

以上です。
今日はさりちゃんにいきものがかりのダンスを教えてもらい楽しかったので、これからも他のダンスも教えてもらいたいです!
次の日誌はかのちゃん♪