10月11日 ゼミ日誌

こんにちは!
12期の宇田川です(*^^)

最近段々と寒くなってきましたね!
みなさま風邪にはお気を付けくださいませ(>_<)


では、一週間ぶりのゼミの内容をつらつら書きたいと思います〜。

【4限】
輪読『マクドナルド化した社会』ジョージ・リッツア
4・5章(岩見・川中・杉原・虎岩)

4章の問い:マクドナルド化現象の一つである「計算可能性」は何をもたらしてきたか。
答え:大量の物質・サービスをきわめて迅速に生産・提供することを可能にした。      一方で、「数量」の重視による「質」の低下をもたらした。

5章の問い:予測可能性を高めるために必要なこととは?

答え:①顧客との対応をマニュアル化すること
②従業員の行動を予測可能にすること
③予測可能な生産物と処理過程を作り出すこと
④危険と不快感を最小にすること


今回は、プレゼンの後に全員でこの章を読んでみての感想や疑問点などをディスカッションして共有しました!

主な意見としては、
・合理化による「質より数量」という考えはそれほど現代の消費者に不利益をもたらしているわけではないので、悲観的になることはないのではないか。
・数値化は質をはかる手段になっているのではないか。
・計算可能性が合理化されていないものの価値をむしろ押し上げているのではないだろうか。
・合理化の進展の結果として、合理化から脱出しようとする流れもあるのではないか。

といったものが多くでました。


そのうえで、プレゼンターの問題提起
「数量の低下による質の低下は、消費者にとって不利益と言えるか。」
について議論しました。

・価格を無視する限り、質の低下は消費者に不利益をもたらす。
・消費者の見えないところで勝手に質を決められているから、不利益になる。
などといった肯定派の意見がでた一方で、

・質の上昇もあるのではないか。(スポーツのルール改定の例)
・質は主観的に決まってしまうもの。だって僕はケンタッキーが好きだもの。
(byつっち)
などの、必ずしも不利益をもたらすわけではないといった意見も出ました。

質重視なのか?量重視なのか?
現代の社会の流れはどちらなのか興味深いですね。



【5限】4年卒論中間報告 (こにしくん)

テーマ:「週刊少年ジャンプ」から見る男性性の変遷

問い:
戦後男性性はどのように変遷してきたのか?その背景は何か?

答え:
戦後:男性にとって暴力的な意味での強さやスポーツにおける強さ、もしくは「男のロマン」と呼ばれた特定の趣味を極めることを志向し、他者との関係性は重視されていなかった。
現在:「男のロマン」といったものが崩壊し、誰もが共通して男らしい思う要素=男性性が失われ、また他者との関係構築が重要視されるようになった。

という感じでした!


昔のジャンプでは女性の登場人物が少なく、出てきたとしてもお色気担当だったそうです。

こにしくんが国会図書館でお色気漫画を読んでたら、ぜひみなさんひと声かけてあげてください!



この時期は、いよいよ3年生の三田論も大詰めになってきているようで、とても忙しそうにしています!
その姿を見て、1年前をひしひしと思い出しました。

3年生は三田論・入ゼミ・輪読等大変だとは思いますが、体調にだけは気を付けて頑張ってください!

4年一同見守っています。(卒論がんばります、、、)

では、次回は「料亭やまだ」の跡取り息子!(たぶん)
やまちゃんです(^.^)